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【技術調査】OCIで構築したインスタンスのルーティングを見てみよう

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いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!

OCIの技術理解の一環でインスタンス構築を行ってみましたが、ルーティングについて気になりましたので、キャッチアップの一環として、記事にまとめてみました。

初学者でもサクッと読めるように平易な表現で執筆しておりますので、お気軽に読んでいただければ幸いです。

インスタンス作成ドキュメント

目次

  • 対象読者層
  • インスタンス構築
  • ルーティング確認
  • まとめ

対象読者層

次のような疑問を抱えている方に読んでいただければ幸いです。

  • OCIインスタンスの構築方法について知りたい方
  • インスタンスまでのルーティングを知りたい方

インスタンス構築

  • OCIコンソール画面へログインしてください
  • 左側のビルド>VMインスタンスの作成をクリック

image.png

  • インスタンス作成画面が表示されます
  • シェイプの月額コストが約6000円でしたので無料利用出来るシェイプに変更します

image.png

  • 下へスクロールするとChange Shapeボタンがあるのでクリックします

image.png

  • 専門と前世代>VM Standart E2.1 Micro左側のチェックボタンをクリック
  • シェイプの選択をクリック

image.png

  • シェイプの料金が¥0.00になっていることを確認

image.png

Free Planの場合、無料プランのシェイプが選択されているようですね

  • 最下部までスクロールし、作成ボタンをクリック

image.png

新規パブリックサブネットが選択されていない場合、選択してください。

image.png

  • クリック後、SSHアクセスできませんのポップアップが表示されますが、はい、インスタンスを作成しますボタンをクリックしてください(今回はSSH接続しないので)

image.png

  • インスタンス一覧画面が表示されます

image.png

進行率は%で表示しているようですね

image.png

  • 一定時間経過後、インスタンス作成完了し、ステータスが実行中になりました

image.png

ルーティング確認

それでは、パブリックIPアドレス(138.2.6.30)までのルーティングを見てみたいと思います。

念のため、自宅PCからPingが通るか確認したいと思います。

138.2.6.30 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。

138.2.6.30 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 0、損失 = 4 (100% の損失)、

Ping疎通が通っていなかったので調べてみたら、デフォルトでICMPプロトコルがブロックされているようです。

  • Route tableの青リンクをクリック

image.png

  • vcnから始まる文字列をクリック

image.png

  • 下部へスクロールし、セキュリティ・リストをクリック

image.png

  • 作成されているセキュリティリスト(Default)をクリック

image.png

  • 赤枠で囲っている箇所のチェックを入れ、編集ボタンをクリック

image.png

  • タイプをALLに変更し変更の保存ボタンをクリック

image.png

  • 以下の通り変更されていることを確認

image.png

改めて、Ping疎通を行ってみたいと思います。

PS C:\> ping 138.2.6.30

138.2.6.30 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
138.2.6.30 からの応答: バイト数 =32 時間 =10ms TTL=59
138.2.6.30 からの応答: バイト数 =32 時間 =10ms TTL=59
138.2.6.30 からの応答: バイト数 =32 時間 =10ms TTL=59
138.2.6.30 からの応答: バイト数 =32 時間 =9ms TTL=59

138.2.6.30 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 9ms、最大 = 10ms、平均 = 9ms
PS C:\>

とりあえず、Ping疎通が通るようになりましたね。
それでは、Tracertを実行してみたいと思います。

> tracert 138.2.6.30

138.2.6.30 へのルートをトレースしています。経由するホップ数は最大 30 です

  1     3 ms     2 ms     1 ms  192.168.3.1
  2    18 ms    16 ms    10 ms  ***
  3     5 ms     3 ms     5 ms  ***
  4     5 ms     6 ms     8 ms  10.9.203.198
  5     8 ms     6 ms    13 ms  101.203.89.147
  6     9 ms     6 ms     7 ms  140.91.206.132
  7     9 ms     7 ms     7 ms  138.2.6.30

トレースを完了しました。
PS C:\>

とりあえず、自宅PC⇒ルータ⇒インスタンス経由でルーティングが流れていることが分かりました。

そのうえで、10.9.203.198101.203.89.147140.91.206.132を経由していたので、WHOISで調べてみたいと思います。

10.9.203.198

image.png

101.203.89.147

image.png

140.91.206.132

image.png

WHOISに情報が登録されていなかったですが、OCIで利用しているDNSサーバなのかと予想しています。ここは、もう少し深掘りして調べてみたいと思いました。

まとめ

今回はOCIで構築したインスタンスのルーティングを見てみました。
インスタンス構築画面・設定項目に関しても、他クラウドサービスと毛色の違いを感じることが出来ました。

そのうえで、個人的にAWSより初学者が触れやすい画面設計だと思いましたので、本当にクラウド初心者はOCIから触れていくのもアリなのかなぁと思いました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました!

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