#リソースグループ名で日本語を入力できるのだが・・・どうもおかしい
最近、VMやSQLなどオーソドックスで一般的に広く使われていそうではなさそうな機能を使い始めたのですが、どうも挙動がおかしい事態に遭遇。再現性100%の問題の迂回策を見つけた状況からするとリソースグループ名に日本語であれ何でも入っちゃう仕様に問題がある気がしてきました。オーソドックスな機能では問題なく動くのですが最近リリースまたは大幅改修が行われた機能が追い付いていない気がします。
(1)Log Analytics WorkspaceのAdvanced Settings画面。リソース名は日本語入らないのですけどね。Edgeは画面読み込み丸ごとNG、IEではなぜか正常表示、ChromeやFirefoxは中途半端に読み込めなかった事例(設定上のID、名前等は一部削除しています):
(2)VPN GWを何度構築しようとしてもエラーで止まり東日本リージョンは30分以上待たされて顕著なエラーメッセージはわからなかったが米国西部2リージョンでは直ぐにエラーとなりエラーログで特殊文字禁止の表示が(設定上のID、名前等は一部削除しています):
日本語はspecial characterというほど特殊文字なのかな・・・? リソース名に特殊文字は入っていないのですけどね。
(3)リソースグループの中身の表示は空っぽだがリソースグループを削除しようとするとリソースがあるが消していいかの画面(設定上のID、名前等は一部削除しています):
Azure設定で日本語入力をすると多種多様な場所に悪影響しそうなことはわかった。
状況からするとURIの処理が上手く回っていないように見えるしURIが上手く回らないとセキュリティ的に何か問題がないのか気にはなる。
Microsoftのサポートでも頑張ってくれたと思うのですが時間がかかり直ぐに回答が来なかった、正確にはまだ来ていないので設定作業が私の方で滞っていた。別の作業をしようとしたら今度はそこが滞るようになりそれが原因で迂回策が分かった状況。アルファベットと特殊ではなさそうな記号オンリーのリソースグループを作成し時間をかけてこまめにリソースを移動。これでなんとか正常に動きそうだ。各種設定で日本語の入力はできてしまっても(!!)、普通にVMやSQLが動いても(!!)使用は控えよう。AWSで同じような問題ってあるのかな?一応「バグ」フィックスはしておいてと依頼はしておきました。