はじめに
ESP32 上で AtomVM を動かすとき、ログを見ないと動いているのかどうか確認できない場合があります。
ログを見るツールは起動することができても、終了のやり方が分からず焦ることも多々ありました。
覚えているうちにやりかたを簡単にメモっておきます。
※ 写真はイメージです
対象環境
- マイコン
- ESP32-S3(例:
/dev/ttyACM0)
- ESP32-S3(例:
- ホスト PC
- Debian 系 Linux
- 使うもの
- AtomVM 0.7.0-dev(開発版)
- ESP-IDF v5.5
picocom
ポートを確認
マイコンをホストマシンにUSBケーブルで接続し、ポートを確認します。
ls /dev/tty*
# /dev/ttyACM0 など
picocom(シリアルモニタ)
自分は、たまたま知人にすすめられた picocom を使ってますが、他にも似たようなシリアルモニタが色々あるそうです。
使い方
picocom -b 115200 /dev/ttyACM0
終了の仕方
Ctrl + a → Ctrl + x
idf.py monitor
idf.py monitor は ESP-IDF 付属の監視機能です。
使い方
まず ESP-IDF の環境を読み込みます。
source ~/esp/esp-idf/export.sh
次に AtomVM の ESP32 ディレクトリで実行します。
cd ~/Projects/atomvm/AtomVM/src/platforms/esp32
idf.py -p /dev/ttyACM0 -b 115200 monitor
終了の仕方
Ctrl + ]
おわりに
AtomVM のログ確認手段を簡単にまとめました。
知っていると簡単で便利なのですが、知らないとハマるやつです。しっかり覚えておきます。
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