はじめに
最近、「AI」という言葉を聞かない日はありません。
一般的に「AI」と言えば 人工知能 を指しますが、
この言葉には、ほかにも異なる意味があります。
- 愛 (Ai)
- アントニオ猪木 (Antonio Inoki)
- 人工知能 (Artificial Intelligence)
これらは一見まったく関係のないものに思えます。
しかし、共通しているのは 「人の意志と情熱があってこそ、本当の価値が生まれる」 ということです。
パターンマッチと想像力
私は以前から Elixir言語のパターンマッチ に魅力を感じていました。
プログラムの中でパターンを見つけることで、シンプルで直感的なコード を書くことができます。
しかし、パターンマッチは プログラミングの概念にとどまらず、日常生活にも通じるもの だと感じています。
私たちは日々の経験の中で、共通するパターン を見つけることで、新しいアイデアを生み出します。
「AI」という言葉に複数の意味があることも、そのひとつの例です。
AI時代に増えるもの、失われるもの
AI技術の発展によって、膨大な量のコンテンツが自動生成されるようになりました。
文章、画像、動画などのあらゆる分野でAIは活用されています。
しかし、その一方で 本当に価値のあるもの を見極めるのが難しくなっています。
- 情報が増えすぎて、どれが正しいのかわからなくなる
- ありふれた表現が増え、オリジナリティが失われる
- 便利になった分、自分で考えたり学ぶ機会が減る
このような状況の中で、私たちに求められるのは AIを使いこなしながら、それを超えていくこと です。
AIは考えてくれない
幸いなことに、私の会社ではAIの利用をサポートしてくれています。
私も毎日のようにAIを活用し、業務の効率化を図っています。
しかし、ある日 重要なことに氣づきました。
👉 AIは「自分の代わりに考えてくれる」わけではない。
AIは私の求める答えを 推測 してくれますが、 それが 本当に自分にとって必要なものとは限りません。
結局のところ、何を学び、何を作るかを決めるのは自分自身 です。
- 好奇心を持つのも、自分。
- 学びたいと思うのも、自分。
- 計画を立て、決断を下すのも、自分。
AIがどれだけ進化しても、主体性を持つのは人間でなければなりません。
ある同僚は「AIに教育をしている」と言っています。
これは決して誇張ではなく、本当に重要なことです。
AIを超えるために必要な3つのこと
では、AIを超えていくために何が必要なのでしょうか？
私は 3つの要素 が大切だと考えています。
① 情熱
何か すごいものを作りたい という気持ち。
優れた作品や技術は、強い情熱から生まれます。
それは AIには決して持つことができないもの です。
② 好奇心
新しいことを 学びたい、試したい という気持ち。
好奇心を持ち続けることで、成長し続けることができます。
これは、AIのように「データを蓄積すること」とは全く違う、人間ならではの強みです。
③ 楽しむこと
楽しんでいると、自然と いいものを作りたくなる ものです。
学ぶことを 義務ではなく、楽しみ に変えられる人こそが、AIを超えられるのではないでしょうか。
AIを超える人たち
実際に、私の周りには AIを超えていく人たち がたくさんいます。
- カスタムキーボード を追求し、理想の操作感を求める人
- VS Code を駆使し、生産性を高める人
- インフラの自動化を推進し、最適な構成を模索する人
みんな 情熱と好奇心を持ち、楽しみながら 自分の道を進んでいます。
この姿勢こそが、AIには決して真似できないものです。
一般化の罠
AIは膨大なデータを分析し、パターンを見つけることが得意ですが、その過程で すべてを一般化してしまう 傾向があります。
これは、文化や歴史の深みが失われるリスクにつながります。
私は10年以上アメリカで暮らす中で、日本が持つ世界に誇れる強み を改めて実感しました。
例えば、日本の神社では 「皇紀2600年」 という言葉をよく見かけます。
これほど長い歴史を持つ国は、世界でも珍しい存在です。
また、日本の哲学や価値観は、多くの書物にも受け継がれています。
- アントニオ猪木自伝 —— 忍耐と挑戦の精神
- 渋沢栄一『論語と算盤』 —— 哲学とビジネスの融合
こうした知識や思想が、AIによる一般化の影響で薄れてしまうことは避けなければなりません。
だからこそ、価値あるものは次の世代に受け継いでいく必要があるのです。
おわりに
これからの時代、AIを活用することは避けられません。
しかし、AIを ただの便利なツールとして使うのではなく、自分の力を高めるために使う ことが大切です。
そして、最終的に AIを超えていくのは人間 です。
私はこれからも、 物事をしっかり観察し、好奇心を持ち、良い仕事をしていきます。
AIを超えていきましょう。
