13
18

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Nextcloud の外部ストレージ連携

Last updated at Posted at 2018-11-06

#はじめに
Nextcloud(ownCloudも)は、構築をする際の初期設定で、ファイルの保管場所を指定します。よく、/dataや、/home/data なんかを指定する事が多いです。ただ、既存のストレージがあるのであれば、有効に活用したいと思いますよね。今回は、Nextcloud(ownCloudも)の人気の機能である、「外部ストレージ連携機能」を紹介したいと思います。CIFSのファイルサーバとか、S3互換APIといったストレージのフォルダ(バケット)をNextcloud上に表示する事ができる機能です。

#プラグイン
プラグイン名は「External storage support」です。これを有効にします。
画像53.png

#設定画面
プラグインを有効にすると、管理者画面に項目が追加されます。
画像54.png
これだけのストレージが連携できます。よく使われるのは、SMB/CIFSと、AmazonS3ですね。
画像56.png
追加のプラグインで、Sharepointや、
画像59.png
GoogleDriveの項目も追加できます。
画像60.png
ユーザ自身が外部ストレージ連携設定をできるように許可もできます。その際に、どのストレージを許可するかの選択もできます。
画像55.png
ユーザが設定できる許可をしたら、個人設定画面にも外部ストレージ連携の画面が表示されます。ちなみに、ローカルストレージは連携できません。(当たり前か)
画像58.png
連携設定ができたら、ホーム画面に連携したフォルダ(やバケット)が表示されます。フォルダアイコンに矢印が付いているのが外部ストレージ連携したフォルダです。
画像57.png

#まとめ
この機能は、ownCloudの初期の頃から提供されている機能で、非常に人気がある機能です。よく、「iPadやスマートフォンでファイルサーバ内のファイルを見たい」なんて時に、提案できます。また、Nextcloud内にはファイル自体は保存しない(DB上にメタデータだけ登録している)ので、Nextcloudのローカルディスクはほとんど使わなくさせ、ファイルサーバ連携をメインにするお客様も多いです。

この記事は、スタイルズ社のNextcloudサイトにも公開しております。

13
18
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
13
18

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?