Jupyter Notebook の概要

Jupyter Notebook（読み方：ジュピターノートブック）はテキストと Python ソースコードをノートブックと呼ばれる 1 つの画面で組み合わせることができるアプリケーションです。

この記事では「Windows 11 への Python のインストール」、「Windows 11 への VSCode のインストール」に引き続き、 18 歳の新入社員向けに VSCode の Jupyter Notebook 実行環境を構築する手順を説明します。

Jupyter 実行環境の構築

スタートメニューから「Visual Studio Code」を起動します。

左端にある「拡張機能」アイコンをクリックします。

拡張機能の検索ボックスに「jupyter」と入力します。

検索結果に Jupyter (Jupyter Extension for Visual Studio Code) が表示されたら、「インストール」をクリックします。

スタートメニューから「ターミナル」をクリックします。

ターミナルが開いたら、キーボードから「pip install jupyter」と入力し、Python の Jupyter パッケージをインストールします。

以上で基本的な環境構築は完了です。

VSCode のメニューから「ファイル」 > 「新しいファイル」の順にクリックします。

ファイルの種類の選択が表示されたら「Jupyter Notebook」をクリックします。

エディタが開いたら、セルに以下のソースコードを入力します。

Untitled-1.py

msg = "Hello world!"
print(msg)

セルの左にある セルの実行ボタン ▷をクリックします。

Windows セキュリティの画面が表示されたら、「許可」をクリックします。

セルの下に、Hello World と表示されたら動作完了です。