前回に続いて、importやライブラリについて応用編を書いてみる。
目次
- fromとは
- ライブラリ?関数?クラス?(ここが理解できたら面白くなる!)
- まとめ
1.fromとは
前回importについて記述したが、他にもfromという構文があり、最初は意味がわからなかった。
example.py
from datetime import date
これを日本語で言うと、「datetimeというライブラリから、dateっていう機能だけを装備する」みたいな意味となる。
2.ライブラリ?関数?クラス?
(ここが理解できたら面白くなる!)
2.1:構造を図示して確認する
datetime ← from
|
├── class date ← import
├── class time
├── class tzinfo
2.2:使い方をまとめてみる
クラスをインポート
from datetime import date
today = date.today() # date クラスを使用
print(today)
関数をインポート
from math import sqrt
result = sqrt(16) # sqrt 関数を使用
print(result) # 4.0
ライブラリ全体をインポート
import math
result = math.sqrt(16) # モジュール名を使って関数を呼び出す
print(result)
このイメージが理解できてから「あっ、Pythonってそういうことか!」と、より一層理解が深まった気がする。⇒ クラスのお話はこちら
3.まとめ
この仕組みがわかれば、どこに何を書いたらどうなるか?の概念がだいぶ理解できているはずである。
「この部分は別のスクリプトに書いて、インポートにしよう」みたいな感じ考え方ができるようになった気がする。