Windows を1分でも早く操作するためのツール
はじめに
新しい職場に入り、職場の PC が Mac から Windows を使うことになりました。そこで、Windows を使う際に便利なツールを整理しました。
効率化ツール
PowerToys
多機能なユーティリティツールです。利用頻度の高いものだけ紹介します。
- PowerToys Run
Alfred のようなランチャー機能です。恐らくもっとも使用頻度の高い機能になります。ファイル検索、アプリケーションの起動、コマンドの実行、web 検索などができます。 - Alaways on Top
画面の最上位にウィンドウを固定します。議事録を取りながら画面共有する際に便利です。また、チートシートを見ながら作業する際にもよく使います。「トリミングとロック」を使うと、画面の一部だけを固定できます。 - FancyZone
ウィンドウを画面の特定の位置に配置します。作業効率を上げるために、ウィンドウ群のレイアウトを保存しておくことができます。
AutoHotkey
キーボードショートカットを自動化するためのツールです。キーボードショートカットを自動化することで、作業効率を上げることができます。
- ショートカットキーの変更
- 特定のアプリケーションでのみショートカットキーを有効にする
- よく F1 キーを変更することが多いです
- マウスジェスチャーの設定
- テキストの自動入力
Ditto/Windows 標準のクリップボードツール
クリップボードの履歴を保存できます。複数のコピー履歴を保存することができるため、コピー&ペーストの作業効率を上げることができます。画面共有でうっかりクリップボードの履歴が共有してしまうことがあるので、注意が必要です。
- クリップボードの履歴を保存
- クリップボードの履歴を検索
Vimium(Chrome 拡張機能)
ブラウザの操作をキーボードで行うことができます。キーボードショートカットを使って、ブラウザの操作を行うことができます。
- キー操作によるブラウザの操作
- タブの検索、移動
- ブックマークの検索
ちょっとニッチなツール
PowerAutomate for Desktop
マウスやキーボードの操作を自動化するためのツールです。Python や AutoHotKey を使うほどでもない、ちょっとした自動化を行う際に使います。また、グローバルショートカットキーを割り当てることができるのが良いです。ただ、コード管理ができないかったり、開発体験が悪いため、複雑な自動化には他のツールを使うことをオススメします。
Nushell
コマンドラインシェルです。コマンドラインの操作を効率化するために使います。履歴機能やパイプライン機能が充実しているため、コマンドラインの操作を効率化できます。ただ、周りに使っている人少ないのが寂しいところです。open コマンドで Excel ファイルを Excel を使用することなくコンソール上に表示することができるので、重宝しています。
まとめ
Windows を使う際に効率化を目的とした汎用的なツールを紹介しました。個人的に業務を行っている際は常に 1 分でも早く作業を終わらせるために、どうすればよいか日々思案しています。ツールの個々の学習コスト・作業効率へのインパクトを考慮しながら、自分にあったツールを使用することが重要だと感じています。