1. はじめに
- 業務でDirect Connectなどのネットワークサービスに触れる機会もあるが、より体系的な知識を持って設計・構築などできるようにするため、「AWS認定 高度なネットワーキング – 専門知識」を取得することにした。
- 2022/7 に試験バージョンがANS-C00⇒ANS-C01に更新されるため、受験記などのノウハウがあるC00バージョンのうちに受験した。
2. 勉強法
2.1 体験記など
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AWS認定 高度なネットワーキング - 専門知識に合格したので、実践した勉強方法を共有します
- だいたいの出題範囲、雰囲気が把握できた。
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新しいAWS Certified Advanced Networking – Specialtyのサンプル問題の構成図を書いてみた
- 各問題に対し、「問題文を読む」⇒「要件を洗い出す」⇒「構成図に書き出す」のプロセスが書かれており、「確かにこういう風に考えるとスムーズだな」と思い参考になった。
2.2 模擬試験
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サンプル問題(リンクはこちら)
- 10問しかないが、解説もついているのできちんと実施。
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2022/6時点で、模擬試験は存在せず。
2.3 書籍
- 2022/2/28に、本資格の対策本「 要点整理から攻略する『AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識』」がリリースされており、一通り目を通し、模擬問題は全て正答できるよう実施した。
- 試験範囲について網羅されており、体系的に学べるのはもちろん、「現在の試験内容が古いのでこういう感じに出題されるが、最新のベストプラクティスはこうなっている」のように、試験対策と実際の設計の両方に役立つような解説方針となっており、非常に参考になった。
2.4 Udemy
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Practice Exam - AWS Certified Advanced Networking Specialty
- 評価の高かったこちらを実施。65問で物足りないかなと思ったが、100%正答できるよう繰り返し実施。内容は実際の問題に近い感じ。
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AWS Certified Advanced Networking - Specialty Practice Exam
- 量をこなして慣れるために念のためこちらも実施。(195問)
2.5 実機確認
- いくつかのネットワーク系のサービスについてあらためて実機確認した。(試験勉強前に実施したもの含めてリンク)
3. 受験
結果: 合格(835点) ※750点以上合格
4. 所感
- VPN、ELB、Route53など、ある程度自分で触って確認できるところは自信を持って正答できていた気がする。
- Direct Connectについて、Private VIFをVGWに繋いだり、オンプレとAWSのアドレス設計をしたり、という利用者レベルでの業務はしているものの、Direct Connect接続そのものの設計・構築・運用(BGPによる冗長化設計など)はしていないため、正直その部分が理解しきれていないが、AS Path Prependingとか、そういう専門用語の概念が分かっただけでも一歩前進としたい。