最近、Sublime Text環境を作っていたらSublime Mergeというソフトウェアが新しくリリースされていたことに気づきました。軽く試用していたのですが、個人的にいつも使っていたSourcetreeよりも好みだったので紹介します。
どういうソフトか?
いわゆるGitのGUIフロントエンドソフトです。Sourcetreeが一番有名だと思いますが、だいたい使い方は似ています。Sublime Textと同じように、Mac/Linux/Windowsのマルチプラットフォームで動作するソフトです。
基本的な画面
左側にヒストリー、右側に編集中ファイルの一覧が表示されます。ヒストリーは、ブランチが複数あればちゃんとツリー状に表示されます。
Diffもキレイに表示してくれますし、Hunk単位(さらにLine単位)でのコミットも可能です。
サイドバーを出した画面
ツールバーの一番左端にあるボタンを押すと、左側からサイドバーがニョッキっと表示されます。そこで色々右側の表示・非表示を切り替えることができます。結構細かく設定できます。
現在のローカルブランチだけ表示させた図。
料金
Sublime Textより少し高い99ドルです。買い切りです。試用期間無制限で利用できるので、評価してみて肌にあったら購入すれば良いと思います(自分も、もう少し触って常用できそうだったら購入します)。
また、Sublime Text 3だとDev Build(実験的に機能が色々入ってくるビルド)はライセンス購入者しか利用できないですが、こちらは(今のところ)誰でもDev Buildが利用できます。
※ちなみにSublime MergeのDev Buildは https://www.sublimemerge.com/dev からダウンロードできます。
個人的に良いと思った点
- 軽い
- Sourcetreeよりだいぶ軽いです
- リベースが(比較的)わかりやすい
- Sourcetreeのrebaseは分かりづらいと個人的に思っていますが、Sublime Mergeはそこそこ直感的にできるような気がしました
- 例えば、rebase対象にしたいコミットをヒストリーから直接選べたりとか
- 操作性がSublime Textと似ている
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Ctrl(Command) + Shift + P
でコマンドパレットが開いたりとか
-
微妙だと思った点
- 少し高い
- 99ドルは、少し躊躇しますね。Sublime Textが80ドルなだけに、Gitできるだけで99ドルか~と思ってしまいます
- 2回クリックで確定のユーザーインターフェース
- コミットを確定する操作など、もとに戻すのが面倒な操作については2回ボタンをクリックして確定するユーザーインターフェースになっています
- 個人的に嫌いではないですが、やや面倒な気はします
- でもダイアログが出てくるとかよりは何倍も好きです
- カスタマイズができない
- メニューに
Browse Packages...
という項目があったので、PackageControl的な機能が…?と期待していたのですが、特に無いようです
- メニューに
- ググラビティが(まだ)良くない
- Sublime Textのプラグインで、Sublimergeというのがあるっぽく、Sublime Mergeでググるとそちらの情報がよく引っかかります