目次
1.アイデア
2.マーケティング
3.作品過程について
4.感想
5.その他
1.アイデア
島田市では子育て支援に力を入れていますが、島田市の子育て世代の人口は少なく、子供の割合も低いです。
そのため、子育て支援のアプリを開発することで、島田市でより子育てがしやすくなるのではないかと考えました。
子育て支援が豊富な街として島田市をPRすることができ、そこから島田市に移住することで子供の割合も高くなり、地域活性化につながるのではないかと考えました。
2.マーケティング
マーケティングの手順として
・ペルソナ → ・カスタマージャーニーマップ → ・SWOT分析 → ・STP分析 → ・4P分析
の順番で行いました。
ペルソナ
ペルソナ分析とは、「製品やサービスを使用する人物像」であり、理想の顧客像を意味します。
今回のペルソナ分析では、子育てのアプリのため母親に設定し、悩みや現在の状況を想定することでアプリのデザインや機能がどんなものなら使いやすいか、使いたいと思うかを考えることができました。
作成したペルソナ分析は以下の通りです。

カスタマージャーニーマップ
カスタマージャーニーマップとは、ペルソナの感情や思考や行動の変化を時間軸に沿って表したものです。ペルソナがサービスを認知し、購入までのプロセスを見える化することで、適切な場所やタイミングで適切なコミュニケーションが行えるようになります。
ペルソナ分析に沿って状況を考えながらカスタマージャーニーマップを作ることで具体的にユーザーとのコミュニケーションやタイミングがわかりました。
作成したカスタマージャーニーマップは以下の通りです。

SWOT分析
SWOT分析とは、「内部環境」「外部環境」をそれぞれカテゴリーを2つずつに分けて、4つの項目について分析します。
「内部環境」→『Strength(強み)』『Weakness(弱み)』「外部環境」→『Opportunity(機会)』『Threat(脅威)』
これらの4つの項目について分析し、方向性や改善策を洗い出すことで、新たな経営戦略を導きだしていきます。
結果、強み、弱み、機会や脅威を考えることで、このアプリに何が足りていて、何が不足しているのかがわかりました。
作成したSWOT分析は以下の通りです。

STP分析
STP分析とは、セグメンテーション(市場細分化)、ターゲティング(狙う市場の決定)、ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)の3つの英単語の頭文字をとって名付けられた分析法です。
常に意識したいポイントは「ユーザー目線」です。ユーザーの行動を客観的に把握し、それに応じた展開を行うことが、STP分析を有意義にする秘訣となります。
このアプリでの立ち位置がはっきりとし、どの機能を一番強めるべきかなどがわかり、よりよいアプリ開発に繋がりました。
作成したSTP分析は以下の通りです。

4P分析
「4P分析」とは、自社商品・サービスにまつわる「Product(商品)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(販売促進)」の、4つの頭文字をとったマーケティング手法です。
それらを考えることでアプリをどのようなものにしたらよいのか、アプリ作成後どのようにこのアプリ市場に流出していくのかなどを考えたうえでアプリのアイディアを出すことができました。
作成した4p分析は以下の通りです。

3.作品過程について
デザイン
Marvelを使用し、iPhone用のアプリとして作成しました。Marvelでは、アプリのデザインを細かく作成することができ、そのためよりよいものができました。Zの法則やFの法則を意識したり、わかりやすくイラストを使用したりしました。ユニバーサルデザインを意識し、だれでも使いやすいように文字の大きさやアイコンなどを工夫しました。
QRコードを読み取るとスマホでMarvelを見ることができます。
パソコンの方はリンクから見ることができます。

https://marvelapp.com/prototype/2gd670eg/screen/88893821
スライド
スライドはcanvaを使用して作成しました。自分が何を問題と捉え、どう解決しようとしているのかがわかるようまとめるように意識しました。わかりやすく簡単にまとめることを意識し、パパっと読めるような構成にしました。Marvelで作成したアプリデザインの説明もしています。スライドシェアにて掲示してあります。
QRコードを読み取るとスマホでスライドが表示されます。
パソコンの方はリンクから見ることができます。

https://www.slideshare.net/ShigeruSuzuki2/ss-254946635
4.感想
今回は、地域の課題解決に向けてのアプリを考えました。5つの分析を行うことで気づかなかった観点や思いつかなかったアイディアなどが浮かびやってよかったと思えました。島田商業高校の情報ビジネス科で学んできたユニバーサルデザインやUIなどを意識して作ることで一般の方とは少し違った視点からでも考えられたと思います。普段何気なく生活している自分達の地域を見つめ直し、課題を見つけ解決に導くことを考えることは安易ではなかったですが、楽しくとてもいい経験になったと思います。自分達の地域が少しでも未来に向けてよくなるようこれからも地域に協力していきたいです。
5.その他
静岡県立島田商業高校 こちらクリック
Marvel HP こちらクリック
slideshare HP こちらクリック