はじめに
新しいことに挑戦するとき、
- 「自分には向いていない」
- 「才能がないから無理かもしれない」
- 「失敗したら恥ずかしい」
と思ってしまうことはないでしょうか。
私自身、未経験の状態からITの学習を始めた時に、同じような不安を感じることがありました。
そんな中で知ったのが「グロースマインドセット」という考え方です。
この記事では、グロースマインドセットとは何か、なぜ学習や仕事に役立つのかについて紹介します!
グロースマインドセットとは?
グロースマインドセットとは、
「能力や知識は、努力や経験によって成長させることができる」
という考え方です。
スタンフォード大学の心理学者であるキャロル・ドゥエック博士によって提唱されました。
グロース(Growth)は「成長」という意味で、失敗や挑戦を成長の機会としてとらえることが特徴です。
フィックストマインドセットとの違い
グロースマインドセットを理解するために、対になる考え方も見てみましょう。
それが、フィックストマインドセットです。
フィックストマインドセット
能力は生まれつき決まっていると考える。
例えば、
- 自分には才能がない
- 頭が良い人しか成功できない
- 失敗は能力不足の証明
と捉えがちです。
グロースマインドセット
能力は努力や経験によって伸ばせると考える。
例えば、
- 今はできなくても学べばできる
- 失敗から学べる
- 挑戦そのものに価値がある
と考えます。
IT学習との相性が良い理由
IT業界では新しい技術が次々に登場します。
最初から理解できる人はほとんどいません。
グロースマインドセットを持っている人は、
知らない
↓
学ぶ
↓
理解する
↓
成長する
というサイクルを回すことができます。
一方、
知らない
↓
向いていない
↓
諦める
となってしまうと成長のチャンスを失ってしまいます。
失敗の捉え方が変わる
グロースマインドセットの大きな特徴は、
失敗に対する考え方です。
例えば資格試験の場合、
フィックストマインドセット
不合格
↓
自分には才能がない
グロースマインドセット
不合格
↓
勉強方法を見直そう
↓
次回に活かそう
失敗を「終わり」ではなく、「改善のための情報」と捉えることができます。
身近な例
例えば自転車を思い出してみてください。
最初は誰でも乗れません。
転ぶ
↓
練習する
↓
また転ぶ
↓
少し乗れる
↓
上達する
という過程を経験したはずです。
プログラミングなどの学習も同じです。
最初から完璧にできる人はいません。
少しずつ経験を積むことで成長していきます。
グロースマインドセットを身に着ける方法
「できない」ではなく「まだできない」
例えば、
✖
私はAIが苦手
〇
私はまだAIを十分に理解できていない
と考えます。
「まだ」という言葉を加えるだけで、成長の余地を意識できます。
小さな成功体験を積む
大きな目標だけ見ると挫折しやすくなります。
例えば、
- 記事を1本書く
- GitHubを触る
- AIについて30分学ぶ
など、小さな目標を設定することがおすすめです。
アウトプットする
学んだ内容を記事にすることも効果的です。
学ぶ
↓
書く
↓
理解が深まる
↓
成長する
という好循環が生まれます。
なぜ今グロースマインドセットが重要なのか
AIの登場によって、技術の変化はこれまで以上に早くなっています。
そのため、
「何を知っているか」
よりも
「新しいことを学び続けられるか」
が重要になっています。
グロースマインドセットは、変化の激しい時代を生き抜くための土台となる考え方です。
まとめ
グロースマインドセットとは、
「能力は努力や経験によって伸ばせる」という考え方です。
ポイントは以下の3つです。
- 失敗を成長の機会としてとらえる
- 「できない」ではなく「まだできない」と考える
- 学び続けることで能力は伸びる
私自身も新しい技術を学ぶ中で、「最初からできなくても大丈夫」という考え方に何度も助けられてきました。
これから新しいことに挑戦する際は、
「今の自分ができるか」
ではなく、
「学び続けたらどう成長できるか」
に目を向けてみてはいかがでしょうか?