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環境構築なしでGitを学ぶ【概念編】

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Last updated at Posted at 2026-04-29

はじめに

この記事は、Gitをほぼ触ったことがない方向けの記事です。
ITエンジニアであれば一度は耳にしたことがあるGitですが、慣れるまでは難しいと感じる方も多いツールです。

私自身、ITエンジニアになりたての頃はGitの理解に時間がかかり、エラーに悩まされたり、分からないことが次々に出てきたりと苦労しました。
そうした経験をもとに、初学者の方に向けた内容でまとめています。
新卒の方やこれからGitを学び始める方の参考になれば幸いです。

なお、この記事は 【概念編】 です。
まずはGitそのものが何をしているのかを理解することを目的とします。
実際に手を動かしてGitを体験したい方は、続編の【実践編】をご覧ください。

この記事のゴール

  • Gitとは何かを理解する
  • バージョン管理が何をしているのかをイメージできるようになる
  • リポジトリという言葉の意味が分かる

Gitとは?

Gitとは、バージョン管理ツールのことです。
バージョン管理ツールといっても、最初はあまりピンと来ないかもしれません。

たとえば、テキストファイルをGitで管理すると、ファイルの変更履歴を記録しておくことができます。
「やっぱり変更前の方が良かったな」と思ったときに、元の状態に戻したり、いつ・誰が・何を変更したのかを後から確認できるようになります。

豆知識
Gitを開発したのは、Linuxの創設者として有名なリーナス・トーバルズです。

バージョン管理とは何をしているのか

ここまでで、Gitは変更履歴を管理できるツールということを説明しました。
では、そのバージョン管理とは、具体的に何をしているのでしょうか。

一言でいうならば、ファイルの過去を残しておく仕組みです。

ファイルの過去を残しておけば、以下のような状況が発生しても問題ありません。

例1:変更したらエラーだらけになった場合

たとえば、自分でソースコードを変更した結果、エラーが大量に出てしまうことがあります。
「とりあえず元の状態に戻したいけど、もう上書き保存してしまった…」という経験をしたことがある方もいるかもしれません。
このような場合でも、バージョン管理をしていれば 変更前の状態にすぐ戻すことができます。

例2:いつ・どんな変更がされたかを確認したい場合

「このファイル、前と内容が変わっているけどどこが変わったんだろう?」
「先週の自分が書いたコードを今の自分が読んでも理解できない…」
このような場合でも、バージョン管理をしていればいつ・誰が・どの部分を変更したのかを後から確認できます。

リポジトリとは?

Gitでは変更履歴はリポジトリと呼ばれる場所に保存されます。

リポジトリとは、Gitで管理しているファイルと、その変更履歴をまとめて置いておく箱のようなものです。
Gitに触れる上で何度も出てくる言葉なので、まずは「履歴を入れておく箱」くらいの理解で大丈夫です。

リポジトリには大きく分けて2種類あります。

種類 保存場所 説明
ローカルリポジトリ 自分のPC 自分のPC内で履歴を管理する
リモートリポジトリ サーバー上 複数人で共有できる場所に履歴を管理する

つまり、Gitを使ったバージョン管理は、

  • ファイル本体
  • そのファイルの過去の状態(履歴)
    をまとめて、リポジトリという「箱」で管理しているというのが大きな特徴です。

GitHubとの関係
よく耳にするGitHubは、リモートリポジトリを置いておけるWebサービスのひとつです。
GitとGitHubは別物ですが、組み合わせて使うことで複数人での開発がスムーズになります。

Gitを始めるには?

ここまでで、Gitとバージョン管理の基本的なイメージが掴めたかと思います。
では、実際にGitを始めるにはどうすればよいのでしょうか。

一般的には、自分のPCにGitをインストールする方法がよく紹介されています。
しかし、初学者の方にとっては、

  • インストール手順が多くて挫折しそう
  • 設定項目の意味が分からず不安
  • SSHキーの設定でつまずく
    といった環境構築の壁が立ちはだかります。

実際、私自身もこの環境構築でかなり時間を取られました。
「Gitを学びたいのに、Gitに触る前に疲れてしまう」というのは、初学者あるあるかもしれません。

そこでおすすめなのがGitHub Codespaces

GitHub Codespacesは、GitHubが提供するクラウド上の開発環境です。
ブラウザ上でVS Codeのような画面が開き、その中でGitコマンドを操作できます。

GitHub Codespacesを使うと、これらの環境構築の壁をすべてスキップできます。

  • Gitのインストール不要(クラウド側にすでにインストール済み)
  • SSHキーの設定不要(GitHubアカウントの認証がそのまま使われる)
  • PCのスペックや環境に依存しない(ブラウザがあればOK)

おわりに

ここまでで、Gitの概念とリポジトリのイメージが掴めたかと思います。

次の【実践編】では、実際にGitHub Codespacesを使ってGitを体験していきます。
GitHubアカウントを作成し、リポジトリを作成し、コミット・プッシュまで一通りの流れを体験できる内容になっています。

「読むだけでなく実際に触ってみたい」という方は、ぜひ【実践編】も読んでみてください。

環境構築なしでGitを学ぶ【実践編】

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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