Microsoft Azure Backupは、オンプレミスのデータをAzureへバックアップするツールである。
ここでは、サーバーの特定フォルダをバックアップする手順について記述する。
- Azure Potal -[Recovery Services コンテナー]-[追加]-[<対象となるコンテナ名>]
- [Recovery Services コンテナー]-[<対象となるコンテナ名>]-[概要]-[バックアップ]
- ワークロードはどこで実行されていますか?:オンプレミス
- 何をバックアップしますか?:ファイルトフォルダー
- 先に、「資格情報コンテナー資格情報」のダウンロードが必要。[既に最新の Recovery Services エージェントを使用しています]にチェックし、[ダウンロード]でローカルフォルダに保存する。ファイル「xxxx.VaultCredentials」がダウンロードされる。
- オンプレミス側でRecovery Services エージェントのインストールを行う。画面のURLをクリックして対象サーバー上で実行する。設定がうまくいくと、[続いて資格情報の登録]になるので、先ほどのファイル「xxxx.VaultCredentials」を選択する。[次へ]でパスフレーズの生成をクリックする。このパスフレーズの保存先を指定して保存しておく。
- しばらくすると登録されるので、[Microsoft Azure Recovery Agentの起動]のチェックをし[閉じる]
- すると、Microsoft Azure Backupが起動するので、[操作]-[バックアップのスケジュール]で各情報を設定する。
d:\BackupToAzure フォルダーを4週毎に保持し、4週間保存する場合
項目 | 設定値 |
---|---|
バックアップする項目の選択 | d:\BackupToAzure |
指定頻度 | 週 |
時刻を指定 | 2:00 |
間隔 | 4週ごと |
曜日を指定 | 土曜日 |
保持ポリシー | 週単位の保持ポリシー |
間隔 | 2:00 |
期間 | 4週間 |
- 初回は、[今すぐバックアップ]を実行する。
- Azure Potal-[Recovery Services コンテナー]-[<対象となるコンテナ名>]-[概要]-右側 バックアップ バックアップの利用状況で次のいずれかの値が設定されていればバックアップされている。
- Cloud- LRS 0 B
- Cloud -GRS 0 B