こんにちは。
今回はmatplotlibモジュールの中にあるhistメソッドを見ていきたい。
僕にとって意外だったののはこの関数は3つの返り値を返す事。
それではまずサンプルコードから見ていきましょう!
サンプルコード
hist_sample.py
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
np.random.seed(123)
mu = 10 # 平均値
sigma = 15 # 標準偏差
# 平均値10、標準偏差15の正規分布に従う乱数を1000個作成。
x = np.random.normal(mu, sigma, 1000)
# 描画オブジェクト(fig)とサブプロット(ax)を作成。
fig, ax = plt.subplots()
# ここで、ヒストグラムを描写!そして3つの返り値が存在。
n, bins, patches = ax.hist(x)
plt.show()
なんと美しい。
返り値の説明
返り値は : n, bins, patchesの三つ。
一つずつ見ていこう。
-
n (配列)
- 縦軸の個数を表す。
- 全ての要素を足すと、上記のコードでは1000になる。
-
bins (配列)
- 横軸の句切となる座標
- デフォルトの大きさは10。
- ex: [51.3, 61.3, 71.3, ・・・]
-
patches
- 描画したヒストグラムのビン毎のobjectの集合
- つまり、それぞれのグラフの情報が入っている(色など)
まとめ
ヒストグラムは小学校?で習うし、グラフとしても有能だ。
マスターして、素早く可視化できるようになっておいた方がいいと思う。
また、ヒストグラムをアレンジしたければ、
Qiita: Matplotlibでヒストグラムを描画する方法がとても参考になりました。