VSCodeを複数のOS環境で使いたい人向けのTipsです。
注意
本機能はSettings Syncが標準に入ってきたときに無くなってしまいました。
こちらのエントリーでは、同期しないコンフィグを書く方法がありますのでご参考ください。
VSCode Settings Syncで端末ごとに同期する設定値を切り替える方法
本家のエントリー:Settings Sync
VSCodeのSettings Sync拡張機能でOS毎に設定を切り替えた話 の記事のおかげで設定できました!ありがとうございます!
VSCodeのフォント設定について
メニューの Code > 基本設定 > 設定
で設定パネルを開いて、テキストエディタ > フォント
にある editor.fontFamily
に使いたいフォント名を記載します。
お好きなフォントを設定すれば良いのですが、私はSourceHanCodeJPを使っています。
SourceHanCodeをVSCodeに設定する時の注意
VSCodeのフォントとしてSourceHanCodeを使いたいのだけど、OS毎に設定するfont-familyの与え方が異なる問題があるらしいです。
そのためにVSCodeの設定情報をSettingSyncを使って複数の端末に同期したくても、OS毎に情報が異なるので、設定が別のOSでは無効になってしまう問題がありました。
OS別のfont familyの例
太さ | macOS | Windows | Linux |
---|---|---|---|
ExtraLight | SourceHanCodeJP-ExtraLight | Source Han Code JP ExtraLight | Source Han Code JP EL |
Light | SourceHanCodeJP-Light | Source Han Code JP Light | Source Han Code JP L |
SettingSyncについて
VSCodeの設定情報をGistを使って共有するプラグインです。これも神プラグイン。
SettingSync
設定の仕方についてはここでは割愛します。(ぐぐればすぐに見つかります。)
Sync Pragmas機能を使って、OS毎に設定する
WikiにSync Pragmas機能説明があるのですが、os
キーワードを使ってOS毎にかき分けます。
わかってしまえばベタなのですが、setting.jsonを開いて次のように書きました。(macOS上で設定した場合)
// Controls the font family.
// @sync os=mac
"editor.fontFamily": "'SourceHanCodeJP-Light'",
// @sync os=windows
// "editor.fontFamily": "'Source Han Code JP Light'",
// @sync os=linux
// "editor.fontFamily": "'Source Han Code JP L'",
あとは同期をかける(アップロードする)だけです。
Windows側でコマンド パレット
から > Sync:Download Settings
とすると以下のようになっていました。
// Controls the font family.
// @sync os=mac
// "editor.fontFamily": "'SourceHanCodeJP-Light'",
// @sync os=windows
"editor.fontFamily": "'Source Han Code JP Light'",
// @sync os=linux
// "editor.fontFamily": "'Source Han Code JP L'",
無事にWindows10上でもSourceHanCodeをレンダリングしてくれるようになりました。