環境
- Windows 11 Pro
- PowerShell 7.5.4
- winget:v1.12.350
- mise : 2025.11.7 windows-x64 (2025-11-20)
はじめに
「mise」をWindowsでも使えるそうなので、導入方法をまとめました。
「mise」とは、Rustで実装された高速な開発環境管理ツールです。
複数のプログラミング言語や開発ツールのバージョンを一元で管理することができ、
Python、Node.jsなどの言語に加え、「uv」といったツールの導入も行えます。
1. PowerShellの導入
なぜ導入が必要なのか?
プリインストールされている「Windows PowerShell」だと、
miseの機能をフルで扱えないため、「PowerShell」を導入する必要があります。
余談としてですが、PowerShellの代わりにGit bashで使っても良いです。
インストールのコマンド
公式を参考にしながら、wingetコマンドで入れていく。
winget search Microsoft.PowerShell
winget install --id Microsoft.PowerShell --source winget
2. miseの導入
2-1. インストール
miseについても、wingetコマンドでインストール可能です。
winget install jdx.mise
2-2. 設定ファイルの追加
For interactive shells, mise activate is recommended.
公式ドキュメントを見ると、対話型シェルで使う場合は「mise activate」が推奨なので設定を行なっていく。
設定ファイルに記載するスクリプトの取得
ps1ファイルに記載する内容を確認する。
コマンド実行後に表示された内容をクリップボードにコピーしておく。
このスクリプトは、PowerShellのセッションでmiseを使えるようにするために必要です。
mise activate pwsh
ps1ファイルの作成
- 以下パスで、ps1ファイルを作成する。
$HOME\Documents\PowerShell\Microsoft.PowerShell_profile.ps1 - 「Microsoft.PowerShell_profile.ps1」を開き、先のコマンドで確認したスクリプトを貼り付ける。
2-3. 環境変数の追加
miseの状態チェック
「mise doctor」を実行すると、miseのステータスが表示される。
診断によると、PATHが通っていない状態だとわかる。
# ツール状態確認
mise doctor
1 problem found:
1. mise shims are not on PATHm
Add this directory to PATH: C:\Users\UserName\AppData\Local\mise\shims
環境変数を追加する
GUIを使ってサクッと環境変数を追加します。
- 「環境変数を編集」を選択し、設定画面を呼び出す
- 「Path」を選択し、編集ボタンクリック
- 新規ボタンをクリックし、「mise doctor」実行後に表示されたPATHを追加する.
# 一例ですので、ユーザー名は任意に変えてください C:\Users\UserName\AppData\Local\mise\shims - OKボタンをクリックし閉じる
2-4. 導入が成功したかの確認
バージョン確認
mise -v
PS C:\Users\UserName> mise -v
_ __
____ ___ (_)_______ ___ ____ ____ / /___ _________
/ __ `__ \/ / ___/ _ \______/ _ \/ __ \______/ __ \/ / __ `/ ___/ _ \
/ / / / / / (__ ) __/_____/ __/ / / /_____/ /_/ / / /_/ / /__/ __/
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/_/ by @jdx
2025.11.7 windows-x64 (2025-11-20)
miseのアップデート
mise自体のアップデートについては、専用コマンド「mise self-update」が用意されている。
ただ今回のケースでは、wingetで導入しているため、wingetコマンドを使っての管理の方が良い。
# wingetでアップデートする場合
winget upgrade jdx.mise
3. nodejsをいれてみる
お試しとして、miseを使ってnodejsを入れてみる。
3-1. nodejsのインストール
「ls-remote」を使い、インストール可能な言語のバージョンを確認する。
その後に指定バージョンをインストールし、「list」にて成功したかを確認する。
他の言語においても、この流れは変わらない。
# インストール可能なnodejsのバージョン確認
mise ls-remote node
# バージョン指定でインストール
mise install node@24.11.1
# インストール済みツール確認
mise list
Tool Version Source Requested
node 24.11.1
3-2. 指定バージョンのnodejsをグローバルで設定
# 指定のnodeをグローバルに設定
mise use -g node@24.11.1
mise C:\Users\UserName\.config\mise\config.toml tools: node@24.11.1
3-3. nodejsの導入確認
node -v
v24.11.1
npm -v
11.6.2
3-4. 後片付け
インストールしたnodejsを削除して、後片付けをする。
# コマンド実行後で、Noのままだと削除しない・Yesだと削除される
mise uninstall node@24.11.1
# nodeが入ったままであることを確認
mise list
Tool Version Source Requested
node 24.11.1
# nodeのアンインストール
mise uninstall node@24.11.1
# 削除確認
PS C:\Users\UserName> mise list
Tool Version Source Requested
そこそこ使うコマンド
miseで管理している、nodejsを使って別のツールを導入した場合に利用する。
Gemini CLIを入れた後に「gemini」コマンドを使えるようにするには
以下のコマンドを実行して環境を更新する。
mise reshim
おまけ
専用のVSCode拡張機能もあるとのこと。
まとめ
主にパッケージ管理として利用しているが、使いやすく感触がすごく良いです。
Pythonは「pyenv」を使い、Node.jsは「Node Version Manager」使うといった
複数ツールで行なっていたことが、「mise」の1つに集約されるのは便利に感じます。
特にPythonを使う場合は「uv」と組み合わせることができるので、
言語のバージョンを「mise」で管理し、プロジェクトごとの構成は「uv」といったように
役割の分離もできるのでスッキリします。
参考
- Windows への PowerShell のインストール - PowerShell | Microsoft Learn
- Troubleshooting | mise-en-place
- mise activate | mise-en-place
- mise を Windows でセットアップする
- mise(旧rtx) + Windows で Node.js・Python のバージョン管理: Python関連はトラブルがあって対処 #RTX - Qiita
- ターミナルを使う人は、とりあえず「mise」を入れておく時代。 ・・・を夢見て。