はじめに
以下の記事に書いたように Mac の環境ではやっていた、mise を使った Node.js・Python のバージョン管理の話です。
●mise(ミーズ、旧rtx)で Node.js・Python のバージョンを管理する【Mac での利用】 - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/f53494806013f0d3f51e
Node.js関連は、上記の記事に書いた Mac の場合と同じ進め方で問題はありませんでした。
Python関連で起こった問題
一方、Python では mise で入れた Python を、pythonコマンドで呼び出せない状態になっていました。
その対処を行ったので、導入の流れと合わせて、この記事に書きます。
mise での Python バージョン管理 @ Windows環境
まずは、mise の導入から Python のインストールを簡単に書きます。詳細は、上記の Mac版のセットアップの情報もご覧ください。
インストール
インストール方法は、Mac で使ったのと同じページを参照します。
●Getting Started | mise-en-place
https://mise.jdx.dev/getting-started.html
Chocolatey を使ったインストールコマンド
Windows の場合もいくつかのやり方がありますが、自分は chocolatey を使ったやり方を使いました。
管理者権限で、以下を実行します。
choco install mise
Chocolatey の導入について
なお、自分が今使っている Windows環境では、以下の記事を書いたタイミングで Chocolatey を導入していました。
●Windows 11 の PowerShell で Chocolatey をインストールした際のメモ - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/ef213c7ee6d47f0e304b
mise のインストール時の様子とインストール後の確認
以下はインストール時の画面を示します。
この後、無事にインストールが完了しました。
mise のアップデート
また、この時に mise のアップデート対応のコマンドの情報が出てきたので、以下でアップデートを行いました。
mise self-update
アップデート対応後に mise -v を実行した時の画面は以下のとおりです。
Python等のインストール
Python の 3系をインストールします。細かな指定は行わず、以下でグローバルにインストールしました。
mise use -g python@3
Node.js 24系もインストール
Python のインストールと合わせて、Node.js 24系もインストールしました。
mise use -g node@24
インストール後の確認
インストール前後に mise ls を実行しつつ、上記インストールを行った時の様子を掲載します。
Python も Node.js もインストールできていることが分かります。
Python関連のトラブル
あとは、nodeコマンド・pythonコマンドを実行してみたのですが、pythonコマンドのほうが意図した挙動になりませんでした。
トラブル対処1
トラブルの対処について書いていきます。
1つは mise doctor コマンドで出た内容に関する対応です。
mise doctor
もしかしたら、上記の mise のインストールの流れで何らか対応が必要だったかもしれないのですが、以下にパスを通す、ということをしました。
C:\Users\【Windows のユーザー名】\AppData\Local\mise\shims
以下から、環境変数(ユーザーの環境変数)の Path の設定をした形です。
これで pythonコマンドが使えるようになったかと思ったのですが、まだ問題が起こっていました。
トラブル対処2
対処した内容の 2つ目について書いていきます。
この状態で pythonコマンドを実行しても、まだ意図した挙動になっていませんでした。そこでコマンドプロンプトで where python というコマンドを実行すると、以下の内容が出てきました。
テキストで書き出してみると、以下の内容です。
C:\Users\【Windowsのユーザー名】\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps\python.exe
C:\Users\【Windowsのユーザー名】\AppData\Local\mise\shims\python
C:\Users\【Windowsのユーザー名】\AppData\Local\mise\shims\python.cmd
下から 2つは mise関連ですが、さらに上の優先度が高い部分に python.exe に関するパスが書いてあります。
調べてみたところ、以下の「アプリ実行エイリアスの管理」という設定で対処すれば良さそうでした。
具体的には、「アプリ実行エイリアスの管理」の画面で python.exe の部分をオフにすれば良さそうでした(それと合わせて python3.exe の部分もオフにしました)。
その後、コマンドプロンプトで再度 where python というコマンドを実行すると、以下の結果が得られました。
mise関連のみが残った状態になったようです。
これで無事に、mise でインストールした Pythonコマンドが使えるようになりました。
その他
参照した情報
●コマンドプロンプトでpythonを実行するとMicrosoft Storeが開く問題
https://zenn.dev/ef/articles/fede252753800b12f42b
●Windows での Python の使用に関する FAQ | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/python/faqs








