目的
- JavaScriptの比較演算子について知る。
押さえるポイント
-
<
>
=
!
の記号を用いて値を比較する。 -
<
>
と=
を組み合わせて使用するときは必ず不等号が先、イコールが後。 -
=
と!
を使用する等しい、等しくないの比較は文字列でも使用可。 - 主に分岐処理で使用する。
比較演算子のまとめ
比較演算子 | 具体的な使用方法 | 意味 |
---|---|---|
< | A < B | AはB未満 |
<= | A <= B | AはB以下 |
> | A > B | BはA未満 |
<= | A >= B | BはA以下 |
=== | A === B | AとBは等しい |
!== | A !== B | AとBは等しくない |
&& | A && B | AかつB(AとB両方が真なら真を返す) |
|| | A || B | AまたはB(AかBどちらかが真なら真を返す) |
具体的な例(何個かかいつまんで説明)
-
定数NUMBERには任意の数値が格納されている。
※>に続く記載はコンソールの出力 -
NUMBERが5未満の時にtrueと出力する処理
console.log(NUMBER < 5);
- NUMBERが5以上の時にtrueと出力する処理
console.log(NUMBR >= 5);
- NUMBERが5の時にtureと出力する処理
console.log(NUMBER === 5);
- NUMBERが5ではないときにtrueと出力する処理
console.log(NUMBER !== 5);
- NUMBERが10以上かつ、100未満の時にtrueと出力する処理
※数学的に表記すると10≦NUMBER<100
// 書き方1
console.log(NUMBER >= 10 && 100 > NUMBER);
// 書き方2
console.log(NUMBER > 100 && 10 >= NUMBER);
- NUMBERが10以上または、100以上の時にtrueと出力する処理
// 書き方1
console.log(NUMBER ≧ 10 || 100 ≦ NUMBER);
// 書き方
console.log(NUMBER ≧ 100 || 10 ≦ NUMBER);