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[過去記事]Amazon AppFlowでCSVの内容を一部変更してみる part3

Last updated at Posted at 2024-05-22

注意点

「Amazon AppFlowを触ってみた」の記事でも紹介しましたが、Amazon AppFlowはフローを実行するたびに料金が発生します。

ご注意ください。また詳しい内容は下記の「注意点」をご確認ください!

今回やること

今回やりたいことは恒例のS3からS3に対してCSVを送ることです。

CSVを送る過程でfirst_nameとlast_nameの2つの値を合体してnameとして送ってみようと思います。
今回使用するCSVもいつもどおり一緒です。下記に記載しておきます。

test.csv
id,first_name,last_name,password,age,
1,Tarou,Yamada,abcd1234,20,
2,Hanako,Yamada,abcd1234,22,
3,Tarou,Satou,abcd1234,24,
4,Hanako,Satou,abcd1234,16,

前提

初回の記事を参考にS3バケット間でCSVのやり取りができる状態になっていることを前提とします。

方法

AWSにログインしAppFlowの当該のフローの編集ページまで移動します。
手順3「データフィールドを編集」のページを開きます。
下記のフィールドにチェックをつけます。

  • first_name
  • last_name

「式を追加」をクリックします。

Amazon_AppFlow-29-1024x712.png

「式を選択」で「連結」を選択します。

Amazon_AppFlow-30.png

「新しい送信先フィールドを入力」に「name」と入力し「式を使用してフィールドをマッピングする」をクリックし式を保存します。

Amazon_AppFlow-31.png

フローそのものの設定も保存しましょう。
ちなみに設定が完了したあとのマッピングフィールドの内容は下記の様になりました。

Amazon_AppFlow-32-1024x415.png

実行

早速当該のフローを実行してみましょう!
フローが正常に完了したことを確認してS3のフォルダを確認します。

Amazon_AppFlow-33.png

新規作成されたディレクトリに入りファイルを選択しダウンロードします。miriwo-test-b_-_S3_bucket-7.png

内容を確認すると既存の情報にプラスして、nameの値が追加されていました!今回も無事終了です!

  • 送信元CSV

    test.csv
    id,first_name,last_name,password,age,
    1,Tarou,Yamada,abcd1234,20,
    2,Hanako,Yamada,abcd1234,22,
    3,Tarou,Satou,abcd1234,24,
    4,Hanako,Satou,abcd1234,16,
    
  • 送信先CSV

    "id","first_name","last_name","password","age","name"
    "1","Tarou","Yamada","abcd1234","20","Tarou Yamada"
    "2","Hanako","Yamada","abcd1234","22","Hanako Yamada"
    "3","Tarou","Satou","abcd1234","24","Tarou Satou"
    "4","Hanako","Satou","abcd1234","16","Hanako Satou"
    

おわりに

まさかこんなに簡単にCSVの内容を連結する事ができると思っていませんでした、、!複雑なことはできませんがある程度ならアプリケーションではなくAppFlowに式を記載することで対応できそうです、、!

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