目的
- ShellScriptの変数に格納された数値どうしの足し算方法を知る。
押さえるポイント
- 変数に格納された文字列の足し算は
${変数1} + ${変数2}
でOK - 数値の足し算だと上記の方法ではNG
書き方の例
- 変数number_1とnumber_2に格納されている数値を足す。
- 足した結果を変数number_3に格納する。
- 変数number_3を出力する。
- 変数numer_1とnumber_2はすでに定義され任意の数値が格納されているものとする。
- ShellScriptの変数の足し算の例を下記に記す。
#!/bin/bash
# 変数に格納された数値の足し算を変数に格納
number_3=$((${number_1}+$[number_2]))
# 足し算結果の出力
echo ${number_3}
より具体的な例
- 変数number_1に数値100が格納されている。
- 変数number_2に数値400が格納されている。
- 変数number_1と変数number_2の値を足し算する処理を下記に記す。
※>に続く記載はコンソールの出力
#!/bin/bash
# 変数の定義と数値の格納
number_1=100
number_2=400
# 変数に格納された数値の足し算を変数に格納
number_3=$((${number_1}+$[number_2]))
# 足し算結果の出力
echo ${number_3}
>500