概要
- EC2のAmazonLinux2インスタンスにてGitHubのコードをCloneできるようにする方法をまとめる。
前提
- 筆者が作業するEC2インスタンスは下記と下記の記事に紐づく一連の作業で構築したEC2インスタンスである。
方法
-
素の状態だとAmazonLinux2はGitが入ってないはずである。下記を実行してGitを入れる。
sudo yum install git -
下記のように出たら
yキーを押下し、Enterを押下する。 -
下記コマンドを実行して比較的新しいバージョンのGitがインストールされたことを確認する。(Gitの最新バージョン確認)
git -v -
下記コマンドを実行して、sshキーを生成する。(下記コマンドを実行するとパスフレーズの登録などが始まるが、設定しないならEnter連打でOK)
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "ご自身のGitHubのアカウントのメールアドレス" -
上記を実行すると
~/.ssh/にid_rsaとid_rsa.pubが生成されるはずである。下記を実行して公開鍵の方を画面に表示する。cat ~/.ssh/id_rsa.pub -
表示されたキーの
ssh-rsaから末尾のメールアドレス部分までをすべて選択し、コピーする。 -
GitHubを開き、右上のご自身のアイコンをクリック → Settingsをクリック → 左側のメニューの「SSH and GPG keys」をクリックと進む。
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右上の「New SSH key」をクリックする。
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「Title」にこれから登録するsshキーが認識し易い任意の名前の記入する。
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「Key」に先程コピーしたid_rsa.pubの内容を貼り付ける。
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EC2内部で下記を実行して
~/.ssh/configのファイルを作成して開く。vi ~/.ssh/config -
開いたファイルに下記の内容を記載する。
~/.ssh/configHost github HostName github.com User git IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.pub IdentitiesOnly yes -
下記を実行して
~/.ssh/id_rsa.pubのファイルオーナーと権限を変更する。chmod 600 ~/.ssh/config sudo chown ec2-user:ec2-user ~/.ssh/config -
下記を実行してEC2インスタンスからGitHubへのsshの疎通確認を行う。(
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?を聞かれたらyesと入力してEnterを押下する。)ssh -T git@github.com -
下記の様に出力されたらEC2インスタンスとGitHubの疎通確認が完了している。
Hi GitHubのユーザー名! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access. -
疎通が完了したためこれでGitHubからEC2のコードをクローンする事ができるようになった。
参考文献

