目的
- ESETというセキュリティソフトを導入し、Dockerので起動しているlocalhostのページをブラウザで表示しようとした時に表示されない問題を解決する。
免責事項
- 本作業ではセキュリティソフトの設定を変更します。若干デリケートな作業になりますので慎重に作業をしましょう。
- 会社から貸与されているPCで本作業を実施する場合、管理者に相談の上実施することを強くオススメします。
- 本作業を実施して皆様のPCにいかなる損失が合った場合でも筆者は責任を負いかねます。
- 本記事の最後に記載されている参考文献のリンク先も是非ご確認いただきたいです。
前提情報
- 筆者の先輩が書いてくださった記事を参考に環境構築を行ったDockerでnginxのローカルサーバを起動する。
- ESETのパーソナルファイアウォール「有効」にした状態で、Google Chromeにて下記にアクセスしLaravelのトップページが表示されたら作業完了とする。
問題
- ESETのパーソナルファイアウォールが「有効」状態でDockerのコンテナを起動しブラウザでhttp://localhost:8080にアクセスしてもLaravelのトップページが表示されない。
方法
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ESETのアプリを起動する。
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「設定」をクリックする。
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「パーソナルファイアウォール」をクリックする。
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「設定」をクリックする。
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「フィルタリングモード」の「自動モード」を「対話モード」に変更する。
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現在通信中のトラフィックを許可するかのウインドウが出るので怪しい通信ではないことを確認して「アクションを記憶する(ルールを作成する)」を選択して「許可」をクリックする。このウインドウは今行われいてる内向きのトラフィックと外向きのトラフィックすべてに対して表示されるのでウインドウが出なくなるまで前述した「許可」の作業か「拒否」の作業を実施する。
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Dockerのコンテナを起動する。
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ブラウザにて下記にアクセスする。
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先に実施した様にトラフィックの許可を求められるので内容を確認し、「アクションを記憶する(ルールを作成する)」を選択して「許可」をクリックする。
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http://localhost:8080にてLaravelのトップページが表示されることを確認する。
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「フィルタリングモード」の「対話モード」を「自動モード」に変更する。