Laravel MailCatcherでメールを受け取る

目的

• Macに直接作成したローカル開発環境のLaravelアプリから送信したメールをMacに直接立てたMailCatcherで受け取る方法をまとめる。

実施環境

• ハードウェア環境

項目	情報
OS	macOS Catalina(10.15.5)
ハードウェア	MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)
プロセッサ	2 GHz クアッドコアIntel Core i5
メモリ	32 GB 3733 MHz LPDDR4
グラフィックス	Intel Iris Plus Graphics 1536 MB

• ソフトウェア環境

項目	情報	備考
PHP バージョン	7.4.3	Homwbrewを用いて導入
Laravel バージョン	7.0.8	commposerを用いてこちらの方法で導入→Mac Laravelの環境構築を行う
MySQLバージョン	8.0.19 for osx10.13 on x86_64	Homwbrewを用いてこちらの方法で導入→Mac HomebrewでMySQLをインストールする

前提条件

• 下記またはそれに準ずる方法でLaravelの環境構築が実施されていること。
  • Mac Laravelの環境構築を行う

前提情報

• 筆者はLaravelの環境をMacに直接構築して実施した。
• Laravelの環境は下記の方法で実施した。下記の環境においてLaravelのアプリを作成して実施する。
  • Mac Laravelの環境構築を行う
• Laravelアプリからのメール送信処理は下記の方法で処理を実装した。
  • Laravel7 ユーザ認証時にメールアドレスを確認する処理を追加する

読後感

• Laravelから送信されたメールをMailCatcherで受け取ることができる。

概要

1. MailCatcherの導入と起動
2. .envファイルの記載
3. 確認

詳細

1. MailCatcherの導入と起動

   1. 下記コマンドを実行してMailCatcherをインストールする。

      $ sudo gem install mailcatcher
      

   2. 下記コマンドを実行してMailCatcherを起動する。

      $ mailcatcher
      

   3. 下記にアクセスする。

      • http://127.0.0.1:1080

   4. 下記のページが表示されることを確認する。

      

2. .envファイルの記載

   1. .envファイルのMail設定部分を下記の様に修正する。

      .env

      MAIL_DRIVER=smtp
      MAIL_HOST=127.0.0.1
      MAIL_PORT=1025
      MAIL_ENCRYPTION=null
      MAIL_FROM_ADDRESS=[e-mail]
      MAIL_FROM_NAME=admin
      MAIL_USERNAME=null
      MAIL_PASSWORD=null
      MAIL_PRETEND=false
      

3. 確認

   1. Laravelアプリからメールを送信する。

   2. 下記の様にブラウザでMailCatcherを表示しメールが受信できていることを確認したら作業完了である。