日経PC21 / エクセル(Excel)「配列数式」講座でEXCELの配列数式について紹介されており、配列数式を試しに使ってみたところ、かなり便利だったのでメモ。
概要
・通常の数式で単一のセルを選択する箇所で、複数のセルを選択する
・数式入力後、Ctrl + Shift + Enterを押下することで、「配列数式」となり(数式が{}で囲まれる)、複数のセルの各セルでの計算結果が集計される
・配列数式を利用することで、通常の数式だけではどうしても必要になっていた、作業用のセルを使わなくて済む
使用例
A列とB列の各行がすべて同じか判定する
{=AND(A:A=B:B)}
A列とB列の各行のいずれかが同じか判定する
{=OR(A:A=B:B)}
A列の各セルのバイト数の最大値を求める
{=MAX(LENB(A:A))}
A列の各セルのバイト数の合計値を求める
{=SUM(LENB(A:A))}
A列のうち、10以上の値をもつセルの個数を数える
{=SUM(IF(A:A>=10,1,0))}
他にも色々と応用が効きそうです。
まとめ
日常のちょっとした作業の効率化に使えそうですが、知らない人が配列数式を見たら「何コレ怖い」ってなりそうです(笑
ちなみに私は最近まで配列数式というものの存在すら知らなかったのですが、世の中ではどのくらい配列数式が知られているのか、少し気になります。