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【令和最新版】AWS Cloud9の代替となるハンズオン用ブラウザIDE紹介

Last updated at Posted at 2025-08-11

この記事は人力で書きました。

AWSを用いたハンズオンをする際、とても便利だったブラウザIDE「Cloud9」が昨年、新規利用を停止してしまいました。

私はよくコミュニティでハンズオン会を主催したり、ハンズオン付きの入門書を書いたりするため、これは非常に痛手でした。

Cloud9の良かったところ

ブラウザさえあればCLIやコードを用いた開発が実施できる

セキュリティ制約の多い会社PCでハンズオンに参加される方は意外と多く、ローカルOSで管理者権限がなくてもハンズオン実施できる可能性が高まります。

また、PythonをはじめOSや環境の統一が非常に大変ですが、Cloud9で新規インスタンスを立ち上げれば全員同じ条件でハンズオン開始できます。

AWSの認証情報がセット済み

IAMユーザー作って、aws configure したり…といったことが不要で、Cloud9自体のIAMロールでBedrock叩いたり、ECRにアクセスしたりできるため超便利でした。

Webアプリのプレビューができる

開発中のWebアプリをローカルで起動した際、localhost:8080 にアクセスして画面を確認できるのも超便利でした。

LLMアプリを作るときも、初心者向けなら大体Streamlitでチャットボット作りますもんね。

代替ツールの紹介

この1年間、いろいろ試した結果を紹介します。
「軽いハンズオンならCloudShell」「ガッツリやるならCodespaces」 がおすすめです。

代替ツール 手軽さ GUI編集 AWS認証 プレビュー
AWS CloudShell
GitHub Codespaces
SageMaker コードエディタ

AWS CloudShell

短いハンズオンをサクッとやるならこいつでOK。

  • マネコン画面右上から一発起動。とにかく手軽
  • AWS認証情報が設定済み
  • GUI編集は向かないので、コード解説にはQiitaを使い、nanoでコードを作成してもらうと良い
  • プレビューもできないので、Pinggy併用がおすすめ

注意点

  • Pythonはv3.9とかなり古いので注意
  • 20〜30分操作しないとスリープしてしまう。ユーザー領域も飛ぶ

ハンズオン事例

GitHub Codespaces

コード編集中心のしっかりめハンズオンをやるならこいつ。

  • GitHubアカウント作成が必要だが、起動手順はそこそこ楽
  • ブラウザ上でVS Codeが使える
  • AWS認証は自分で設定必要。ハンズオン会なら .env を使うのが便利
  • プレビュー対応!ポップアップから一発起動できて感動

注意点

  • 無料でもそこそこ使えるが、作成/起動可能な台数に制限あり

ハンズオン事例

SageMaker Studio コードエディタ

コード編集多いけど、どうしてもAWS内で済ませたいならこいつ。

  • AWS内にあるけど起動や設定はわりと面倒(SageMaker特有の専用GUI経由)
  • VS CodeのOSS版が使えるのはCodespacesと同じ
  • AWS認証は通ってるが、IAMロールの権限がSageMaker系限定のため追加必要
  • プレビューも非対応なのでPinggy併用必須

注意点

  • ランニングコストかかるので、自動スリープ設定も忘れずに

ハンズオン事例

宣伝

今度出るこちらの書籍では、GitHub Codespacesを用いた手順を紹介予定です。

ビラ.png

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