Google Apps Script (以下gas) とは

詳しくはこちらの記事に記載していますが、簡単に説明するとGoogleサービスの自動化スクリプトをAPIなどを使用せずに開発できる、めちゃんこ便利な言語です。

概念の説明

コード.gs

  const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  const sheet = spreadsheet.getActiveSheet();

この2つが頻繁に使用する、スプレッドシートオブジェクトです。
ぱっと見たところ、同じようなものに見えますが何が違うのでしょうか？

spreadsheetは、名前の通りそのスプレッドシートを取得しています。

sheetは、スプレッドシート下部にある、シートのことです。

また、実行しているスプレッドシートではない、別のスプレッドシートを取得するには

コード.gs

const AnotherSheet = SpreadsheetApp.openByUrl("url");

を使用します。urlにはスプレッドシートのurlを指定します。

よく使用するメソッド

まず、シートの中のセルを操作するために、セルを取得します。

コード.gs

const cell = sheet.getRange("セル座標");

セル座標にはA1のように指定することも、A1:C3のように範囲指定もできます。

コード.gs

  range.clear();
  //すべてをclear

  range.clearContents();
  //値・書式のみをクリア

  range.clearFormats();
  //書式をすべてクリア

  range.setFontFamily();
  //FontFamilyを設定

  range.setBackground();
  //Background-colorを設定

  range.setFontColor();
  //FontColorを設定

  range.setValue();
  //セルの文字を設定

  range.setBorder();
  //ボーダーを設定

  ramge.setNumberFormat();
  //セルの文字列に時間を設定する

セルの基本操作メソッドを並べました！
計算などのプログラムは基本的にjavascriptと同じなので、調べるときはjavascriptを使用している体で調べたほうがいいと思われます。

ただし、javascriptでいうconsole.log()は、gasではLogger.log()となります。
使い方は基本console.log()と同じになります。

最後に

gasを使ってやりたいことがあるのであれば、基本操作覚えたらなにか1つシステムを作ってみると覚えやすいと思います！

また、gasでは簡単なwebアプリを簡単に作ることができるので、成果物の作成と合わせてWebアプリ編もぜひご覧ください！