概要
では完成したWebサイトを公開してみましょう。
一般にはWebサーバを用意してWebページを公開することが多いですが、ここではGoogle DriveをWebサーバとして利用し公開してみます。
本記事で紹介している「Dive To Web」は組織のメールアドレス(学校・会社 等)での認証が必要になっています。
Gmail等のフリーアドレスでのでは利用できなくなっているようです(認証がかかる前に登録しているアカウントは利用できました)
追記:2024年9月19日
正確にはDrive To WebというGoogle ドライブやMicrosoft OneDriveのクラウドドライブに保存されているファイルをWebサイトとして公開できるサービスを利用します。
※公開できるのは、HTML・CSS・JSなどの静的ページのWEBサイトのみです(PHPとかはNG)
Google Driveへアップロード
Google Driveを開き、左にある「新規」から「フォルダのアップロード」をクリックして、フォルダをアップロードします。
アップロードが完了すると、左のマイドライブにアップロードしたフォルダが表示されています。
アクセス制限変更
フォルダ名を右クリックし、「リンクを取得」をクリックします。
一般的なアクセスを「リンクを知っている全員」に変更して「完了」をクリックします。
この設定をするとURLを知っている人にはフォルダの中身が全て公開されます。同じフォルダの中に会員リストやサーバ構成ファイルなどを保存していたりするとアウトです。一般のファイル共有にはあまり使わないほうがいいです(よくあるクラウド設定ミスによる公開事故に繋がります)。
サイト確認
https://www.drv.tw にアクセスしてホスティングURLを確認します。
下記ページが表示されたら、「Host on Google Drive」をクリックします。
「DriveToWebがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています」が開いたら「許可」をします。
URLをクリックすると実際に公開されている状態を確認できます。
公開されたお問合せ機能も含めテストしてみてください。
正常に動いていれば、最低限度のWebサイトが世界に公開されました。
ここまでで「狭義の開発」は終わりです。が、ITプロジェクトとしての開発(関連業務)はまだまだ続きます。。。
ページ更新や削除について
必要に応じて実行してみてください。
ページ更新方法
公開ページを更新したい場合は、ローカル環境で更新したファイルを再度アップロードすれば更新されます。
公開ページの削除方法
公開ページを削除する方法は3パターンあります。
- ファイル削除する
- ページを削除したい場合、一番簡単な方法は、アップロードしたファイルを削除することです。
- アクセス制限の変更をする
- ファイル削除したくない場合は、ファイルのアクセス制限を変更します。
- ドライブ > マイドライブ > website > 右クリックで「リンク取得」> 一般的なアクセスを「制限付き」に変更
- ファイル削除したくない場合は、ファイルのアクセス制限を変更します。
- URLを変更する
- URLを変更することで、変更前のURLにアクセスすると「File not found」とすることができます。
- DriveToWebにアクセスし、Your site nameに入力、「Set Site Name」で変更可能です。