知識は孤立させない。
"ASTRAL"というネットワークSNSを作った理由
1. 問題意識:情報は点で終わっている
現代のSNSは、情報が爆発的に流れていくにもかかわらず、「つながり」が圧倒的に不足していると感じています。
Twitter(X)では有益な投稿が一瞬でタイムラインに流れ去り、Instagramでは写真が一枚ずつ並び、Facebookでは日記のように記録されていく。どれも「点」で完結する仕組みです。
でも、本当に価値のある情報って、点ではなく「線」であり「面」であり「網」ではないでしょうか?
たとえば、ある映画の感想が誰かの人生観につながっていたり、ある技術が別の概念と深く関係していたりする。
でも、それをSNS上で"見える形"にすることは、いままで難しかった。
そこで私は、「情報や知識の関係性を、可視化しながら共有できるSNS」を作ることにしました。
それが、ASTRAL(アストラル) です。
2. ASTRALの哲学:情報はつながり、構造になる
ASTRALは一言で言えば、「ノードとリンクで情報がつながっていくネットワーク型SNS」 です。
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投稿は、ノード(点)になります。
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関連する情報同士は、リンク(線)でつながります。
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投稿内容は、誰かの思考や知識と新しいネットワークを形成します。
つまり、投稿するたびに、知識がつながって構造化されていくSNSです。
今までのSNSが「言葉を垂れ流す場所」だったとすれば、ASTRALは「思考を積み上げていく場」です。
図で表すと、こんな感じです👇
(※ここにグラフ画像や動画を挿入するのがベスト)
ノードには「人名」「技術」「感想」「概念」など、ジャンルの制限がありません。
だからこそ、情報をジャンルの枠を超えてつなげることができるのです。
3. ASTRALで体験してほしいこと
ASTRALはまだ小さなサービスですが、すでにいくつかの面白い現象が生まれ始めています。
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自分の好きな漫画のキャラが、現実の選手とつながっている。(例えばドジャースの大谷翔平選手は、影響を受けた漫画の一つにダイヤのAを上げている)
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「Linux」というIT技術が、「哲学」や「オープン思想」とつながっている。
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「Java」が意外と嫌われている。
これは、もはやSNSというよりも、知識が有機的につながる「メディア」 だと考えています。
あなたの投稿が、誰かの投稿とつながって、「あ、これって意外な関係があるんだ」と発見が生まれる。
そんな体験を、ぜひしてみてほしいです。
4. 今後どうしていきたいか
ASTRALは現在、試験運用中の個人プロジェクトです。
ですが、構想ははるかに大きく、最終的には次のような方向に進めたいと考えています:
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ユーザーごとの知識マップを生成して、思考の全体像を視覚化する
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AIと共同編集しながら、ネットワークを半自動で拡張していく
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教育や研究、創作活動のための土台として使えるようにする
知識は、孤立させてはいけない。
一人ひとりの思考や発見が、ネットワークの中で意味を持ち、広がっていく。
そんな世界に共感してくれる方がいれば、ぜひ一緒にこの実験に参加してみてください。
あなたの投稿が、ASTRALの宇宙をもっと豊かにしてくれるかもしれません。
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