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知識は孤立させない。 "ASTRAL"というネットワークSNSを作った理由

Last updated at Posted at 2025-05-24

知識は孤立させない。

"ASTRAL"というネットワークSNSを作った理由

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1. 問題意識:情報は点で終わっている

現代のSNSは、情報が爆発的に流れていくにもかかわらず、「つながり」が圧倒的に不足していると感じています。
Twitter(X)では有益な投稿が一瞬でタイムラインに流れ去り、Instagramでは写真が一枚ずつ並び、Facebookでは日記のように記録されていく。どれも「点」で完結する仕組みです。

でも、本当に価値のある情報って、点ではなく「線」であり「面」であり「網」ではないでしょうか?

たとえば、ある映画の感想が誰かの人生観につながっていたり、ある技術が別の概念と深く関係していたりする。
でも、それをSNS上で"見える形"にすることは、いままで難しかった。

そこで私は、「情報や知識の関係性を、可視化しながら共有できるSNS」を作ることにしました。
それが、ASTRAL(アストラル) です。


2. ASTRALの哲学:情報はつながり、構造になる

ASTRALは一言で言えば、「ノードとリンクで情報がつながっていくネットワーク型SNS」 です。

  • 投稿は、ノード(点)になります。

  • 関連する情報同士は、リンク(線)でつながります。

  • 投稿内容は、誰かの思考や知識と新しいネットワークを形成します。

つまり、投稿するたびに、知識がつながって構造化されていくSNSです。

今までのSNSが「言葉を垂れ流す場所」だったとすれば、ASTRALは「思考を積み上げていく場」です。
図で表すと、こんな感じです👇

(※ここにグラフ画像や動画を挿入するのがベスト)

ノードには「人名」「技術」「感想」「概念」など、ジャンルの制限がありません。
だからこそ、情報をジャンルの枠を超えてつなげることができるのです。


3. ASTRALで体験してほしいこと

ASTRALはまだ小さなサービスですが、すでにいくつかの面白い現象が生まれ始めています。

  • 自分の好きな漫画のキャラが、現実の選手とつながっている。(例えばドジャースの大谷翔平選手は、影響を受けた漫画の一つにダイヤのAを上げている)

  • 「Linux」というIT技術が、「哲学」や「オープン思想」とつながっている。

  • 「Java」が意外と嫌われている。

これは、もはやSNSというよりも、知識が有機的につながる「メディア」 だと考えています。

あなたの投稿が、誰かの投稿とつながって、「あ、これって意外な関係があるんだ」と発見が生まれる。
そんな体験を、ぜひしてみてほしいです。


4. 今後どうしていきたいか

ASTRALは現在、試験運用中の個人プロジェクトです。
ですが、構想ははるかに大きく、最終的には次のような方向に進めたいと考えています:

  • ユーザーごとの知識マップを生成して、思考の全体像を視覚化する

  • AIと共同編集しながら、ネットワークを半自動で拡張していく

  • 教育や研究、創作活動のための土台として使えるようにする

知識は、孤立させてはいけない。
一人ひとりの思考や発見が、ネットワークの中で意味を持ち、広がっていく。

そんな世界に共感してくれる方がいれば、ぜひ一緒にこの実験に参加してみてください。
あなたの投稿が、ASTRALの宇宙をもっと豊かにしてくれるかもしれません。


📎 サイトはこちら:
https://d2or2g1md9lrqv.cloudfront.net/home.html


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