あなたの伝えたいことを伝わる! 1on1で使える心理学テクニック
1on1では「あなたが伝えたいこと」を伝えるためのミーティングです。
今後のキャリアの話や仕事のやり方の話、もしくは昇給昇格の話が出るかもしれません。
そのような場面で大事なことは、あなたの伝えたい内容を誤解なく伝達するテクニックです!
自分の魅力ややりたいことを120%伝えられるようなテクニックをまとめました。
エンジニア心理学?
エンジニア心理学は円滑な人間関係,チームワークを望む「エンジニア向けの学問」です。会話が苦手なエンジニアでも実践できる体型だったコミュニケーション術をまとめました。ケース別に対応方法を網羅した点が特徴です。
ミーティングでは主語に気をつけること!
その人が内向的か外交的か、自責か他責か、技術に興味があるかないかは主語に表れやすいです。
例えば、次の三つの文章は同じ内容ですが、上長からの印象は異なるはずです。
- 私はアジャイルを導入したいです。
- OOさんはアジャイルを導入した方が良いと思います。
- アジャイル開発によるアプローチがベストですよね。
主語を変えることで受け手の印象は異なります。
時と場合によって主語を使い分けることで、誤解のない伝達を心がけましょう!
ちなみに、これらの主語は環境によって容易に変化します。
チームの中の立ち位置や目的、雰囲気で一人称が変わる時こそ注意して聞いてみてください。
「私」 : 自己中心的な考え方。個人主義。
「私」を使用することは、彼女が自分自身に焦点を当て、自分のニーズを優先していることを示します。
私はいい気分です。
私は仕事が大好きです。
私は給料が大好きです。
主語が他人 : 他者が中心の考え方。チームワーク主義。
他の人に注目するということは、彼女が他の人を優先していることを示しています。またはとても思いやりがあるかもしれません。
サトウさんは素晴らしいです。
新しい上司はよいですね。
皆さん優しそうです。
モノが主語 : 成果主義。
オブジェクト語は、オブジェクトへの焦点を示します。何か問題があるのかもしれないし、ただのテクノロジーオタクなのかもしれません。
コンピューターはよいですね。
佐藤さんが作ったコンピューターはハイテクですね。
トイレに行きたいです。
アジャイルいいですよね〜。