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【TextAliveAppAPI】楽曲のパラメータを取得するプログラム【マジカルミライ2021プロコン】

Last updated at Posted at 2021-08-10

はじめに

 前回、TextAliveのサンプルコードを動かすための記事を投稿しました。あれからフロントエンドをちょこっと勉強して、なんとか楽曲のパラメータを取得出来るようになりました!やっとスタートラインですね(; ・`д・´)。という訳で今回は、そのプログラムを公開したいと思います。

この記事の対象者

  • JavaScriptが読める人
  • TextAliveAppAPIを動作する環境があり、コードが編集できる人
  • チュートリアルを実践中で、パラメータがうまく取得できない人
  • マジカルミライを一緒に盛り上げたい人

 前回も言いましたが、私の動作環境はWindows10です。注意してください。

 また、TextAlive App API 1.開発の進め方textalive-app-apiを見れば、より正しい情報でコーディングできます。今回公開するソースコードでは、チュートリアルで書いてあることを実践するだけのものとなっています。

この記事で得られること

  • 各種パラメータを取得できるソースコードを見れる

結果の様子

 実行すると以下のように、リアルタイムでパラメータが表示されます。TextAliveすごいですね!(´▽`)。
 ちなみに、私でも理解できそうな関数しか使っていません。是非、もっと知りたい人はリファレンスを見てください!。あと、ダサいのは見逃してやってください( 一一)。

result_movie.gif

取得するパラメータ

 以下に、楽曲から取得しているパラメータの一覧を記載しておきます。

パラメータ@対象の行 備考
楽曲名 楽曲名
アーティスト名 アーティスト名
リンク YouTube上の動画リンク
フレーズのアニメーション パラメータではない。HTMLに出力するアニメーション関数をセットした(表示するのみの関数)。
単語のアニメーション フレーズのアニメーションに同じく
文字のアニメーション フレーズのアニメーションに同じく
現在の位置 再生している動画の時間位置(ミリセカンド)
ビートの情報:index 現在のビートの通し番号
ビートの情報:duration 現在のビートの持続時間(ミリセカンド)
コード進行の情報:index 現在のコード進行の通し番号
コード進行の情報:duration 現在のコード進行の持続時間(ミリセカンド)
コーラスの情報:index 現在のコーラスの通し番号
コーラスの情報:duration 現在のコーラスの持続時間(ミリセカンド)
楽曲のV/A空間:V 現在のV/A空間のV軸。怪ー不快を示す。0~1で表される。ある程度の時間幅で計算される。
楽曲のV/A空間:A 現在のV/A空間のA軸。活性ー不活性を示す。0~1で表される。ある程度の時間幅で計算される。
声量の情報 声量の情報
フレーズの情報 現在の位置のフレーズ。フレーズのアニメーションとは異なる(現在位置にあるフレーズを随時取得している)。
単語の情報 現在の位置の単語。フレーズの情報に同じく。
文字の情報 現在の位置の文字。フレーズの情報に同じく。
サビ情報(songMap) 各繰り返し区間の情報、サビかどうか(区間幅の時間)。

公開するソースコード

 お粗末なものですが、githubにソースコードを公開しておきます。ご自身の環境で実行するときは、あなたの開発者用トークンに書き換えてください。以下のページでは、取得しているパラメータの一覧も記載しています。
 私が勝手に作ったものなので、自己責任でお好きに使ってください。それと、これ以上ソースコードを変更する予定はありませんので注意してください。
 TextAliveAppAPIを使いこなす第一歩として、使ってくれたら幸いです。

mimuro-lab/textAlive_showParameter

躓いた事

 コーディングするにあたり、躓いた事をメモしておきます。ほとんど私自身のために書きますので、参考程度によろしくお願いします。

イベントリスナーの登録と定義

 player.addListenerで追加した関数は、必ず定義しなければならない。定義しなくてもエラーは出ないが、textAliveが起動しない。

更新関数について

 onThrottledTimeUpdate(position)がうまく使えず、onTimeUpdate(position)を使用した。onThrottledTimeUpdateを使用した場合、positionがリアルタイムで反応してくれなかった。本来は、onTimeUpdateを避けるべき?

サビ情報の取得

 どうやる分からん。。。TextAlive App API 2.楽曲情報の活用を見る限り、サビ候補の情報が得られるっぽい。が、分からん。

※2021/08/14追記
 どうやら、onVideoReadyのタイミングで、曲全体のサビ情報が一括取得できるようです。各繰り返し区間(segments)の、サビかどうか(boolean)・区間時間幅(number)、が取得できます。segmentsはarray型なので注意してください。githubのコードにも追加しておきました。
 @GunseiKPaseriさん、とても参考になりました。ありがとうございます。

参考
【TextAliveAppAPI】Segments(サビ・繰り返し区間)の概念
Interface IRepetitiveSegments

V/A空間を取得するときの時間間隔

 TextAliveAppAPIでは、V/A空間を計算してくれます。この空間は、V(快ー不快)軸とA(活性ー不活性)の二軸で成り立っており、楽曲に対する感情を表す指標でもあります。すごいですね。
 なのですが、細かい時間間隔で取得できるものでもない様子でした。一定時間幅の楽曲を処理しているのでしょうか?

おわりに

 TextAliveAppAPIで出来ることがなんとなく分かってきました!これからが本番ですね。どんなアイデアを形にするか、とてもワクワクしています!
 この記事を読んだ皆さんも、是非マジカルミライ2021プロコンに参加しましょう!それでは!

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