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Laravelの開発環境を構築してみる(Windows 8.1 + Homestead)

Last updated at Posted at 2019-07-08

はじめに

最近Laravelの勉強を始めました。Laravelを使いこなせるようになるまでの足跡を残していきたいと思います。

開発環境について

開発環境は「Homestead」を使って構築します。
OSは「Windows 8.1」を使用します。

ツールのインストール

以下のツールを公式サイトからダウンロードしてインストールします。

名前 説明
Git 分散型バージョン管理システム
VirtualBox OS上で仮想サーバを使うことができる
Vagrant 仮想化ソフトウェアの操作を支援する

Gitのインストール

公式サイトからインストーラをダウンロードします。インストーラを実行し、画面の指示に従ってインストールします。「Git BASH」を起動して、以下のコマンドでインストールの確認をします。

$ git --version
git version 2.21.0.windows.1

VirtualBoxのインストール

公式サイトからインストーラをダウンロードします。インストーラを実行し、画面の指示に従ってインストールします。

Vagrantのインストール

公式サイトからインストーラをダウンロードします。インストーラを実行し、画面の指示に従ってインストールします。
「Git BASH」を起動して、以下のコマンドでインストールの確認をします。

$ vagrant --version
Vagrant 2.2.4

ディレクトリ構成

実際に構築する開発環境のディレクトリ構成は次の通りとします。プロジェクト名はtestappとします。

ローカル環境

説明 パス
仮想環境との共有ディレクトリ (ユーザディレクトリ)/code
Laravelプロジェクト (ユーザディレクトリ)/code/testapp
Homesteadダウンロード先 (ユーザディレクトリ)/Homestead

仮想環境

説明 パス
物理環境との共有ディレクトリ /home/vagrant/code
Laravelプロジェクト /home/vagrant/code/testapp
nginxドキュメントルート /home/vagrant/code/testapp/public

Homesteadのダウンロード

以下のコマンドを実行してHomesteadをダウンロードします。

$ vagrant box add laravel/homestead

入力を求められたら、virtualboxの3を入力します。ダウンロードが完了するまで気長に待ちます。

1) hyperv
2) parallels
3) virtualbox
4) vmware_desktop

Enter your choice: 3

次の通り表示されたら完了です。

==> box: Successfully added box 'laravel/homestead' (v7.1.0) for 'virtualbox'!

続いて、以下のコマンドでHomesteadの設定をダウンロードします。

$ cd
$ git clone https://github.com/laravel/homestead.git Homestead

Homesteadの初期化

以下のコマンドでHomesteadの初期化をします。

$ cd ~/Homestead
$ bash init.sh
Homestead initialized!

SSH鍵ファイルの作成

SSH鍵がない場合は作成します。パスフレーズの有無は自由です。

$ cd
$ mkdir .ssh && cd $_
$ ssh-keygen -t rsa

Homesteadの設定

Homestead.yamlファイルをディレクトリ構成に合わせて編集します。以下は編集後(コメント行除く)です。

Homestead.yaml
---
ip: "192.168.10.10"
memory: 2048
cpus: 1
provider: virtualbox

authorize: ~/.ssh/id_rsa.pub

keys:
    - ~/.ssh/id_rsa

folders:
    - map: ~/code
      to: /home/vagrant/code

sites:
    - map: homestead.test
      to: /home/vagrant/code/testapp/public

databases:
    - homestead

物理環境の共有ディレクトリを作成します。

$ cd
$ mkdir code

hostsの設定をします。hostsファイルに以下の設定を追加し、ホスト名(homestead.test)でアクセスできるようにします。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

192.168.10.10   homestead.test

Vagrantの起動

$ cd ~/Homestead
$ vagrant up

使いそうなvagrantのコマンドは次の通りです。

コマンド 説明
vagrant start 仮想マシンを起動する
vagrant halt 仮想マシンを停止する
vagrant reload --provision Homestead.yamlの変更を反映させる
vagrant status 仮想マシンのステータスを表示する
vagrant destroy 仮想マシンを破棄する
vagrant ssh 仮想マシンにssh接続する

Laravelプロジェクトの作成

仮想環境へログインします。

$ vagrant ssh

composerを使用して、以下のコマンドでプロジェクトを作成します。

$ cd ~/code/
$ composer create-project laravel/laravel testapp --prefer-dist "5.5.*"

ブラウザでhttp://homestead.testへアクセスして、Laravelのwelcome画面が表示されれば成功です。

参考

  • Laravel Document
  • 竹澤勇貴・栗生和明・新原雅司・大村創太郎(2018)『PHPフレームワーク Laravel Webアプリケーション開発 バージョン5.5LTS対応』ソシム
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