###はじめに
小学生の夏休みっぽい宿題を作りたくて遊んでみました。
子どもの頃、貯金箱など飾れる工作は作ったことがあるのですが、
自働で動くものにチャレンジしてみたいと思い小学生に戻った気分で作ってみました。
###デモ動画
金魚蜂
https://youtu.be/9di4iWI7-3o
スイカ
https://youtu.be/-R8FI5KlZGY
カキ氷(NGシーン)
https://youtu.be/UvzwgnenSik
###材料
1.うなずきペンギン(SOLEKIT SKN-1521-04)
2.obniz
3.ポストカード(夏っぽい背景がおすすめ)
4.他(画用紙・色えんぴつ・クリップ)
★ソレノイドの型番
DC5V 770mA プッシュタイプ(USBで給電しつつボタンを押して手動操作が可能)
###やりたいこと
ボタンで手動操作のところを、obnizを使い自働でペンギンがうなずくようにしたい。
自働でいくつか動くパターンを作りたい。
###コード
obniZの公式サイトには、すぐに試せるよう各パーツに適したサンプルの記載があります。
はじめてobnizを使用する場合でもすぐに使えるようになります。
// Javascript Example
var button = obniz.wired("Button", {signal:0, gnd:1});
// Javascript Example
var button = obniz.wired("Button", {signal:0, gnd:1});
button.onchange = function(pressed){
console.log("pressed:" + pressed)
};
<参考ページ>
https://obniz.io/ja/sdk/parts/Button/README.md
###難しかったところ
元々、obnizにはソレノイドのサンプルコードがあるので通常の接続方法であれば問題ありませんでした。
下記ページのソースを実行すると動かせるのですが、
▼obniz-Solenoid
https://obniz.io/ja/sdk/parts/Solenoid/README.md
キットに入っている型番では接続部分の赤と黒の線が写真のようにボタン、USBと一体となっているため、
obnizの0,1番に刺せないのです。
別のソレノイドを使ってもサイズが合わなかったり、壊したり試行錯誤…
※試しに切ってみてもobnizには接続できません!
詳しい方に相談をしたりして、下記のように2本線が出ている箇所に配線をつなぐことでやっと動かすことができました。
###反省点
工作キット=アレンジも簡単だと誤解していました。
最適化されたパーツが入っているため、動力が必要なものは、型番によってパワーやサイズが全然異なります。
ソレノイドのパーツ探しに時間を使ってしまったことが反省点です。
###発展させたいこと
・対話感を出すためにうなずく(YES)だけでなく、首を振る(No)の動作をしたい。
左右に回転するラジコンに載せれば「イヤイヤ」の動きができるかも。
・スマートスピーカーでIFFFTと連携して、セリフを喋っているようなデモをしてみたい。
###終わりに
工作は楽しいです!ただ、初心者は壊してしまう可能性もあるので、最初は予備のパーツで試したほうがよいです。
ソレノイドの電力にもよりますが、給電はPCと切り離したほうが何かあった時のためにもおすすめです。