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QRコードを使ったiOS端末とMac間のリンク共有

Last updated at Posted at 2020-02-02

はじめに

iOS端末から開発中のWebサイトを開きたい時に、iOS端末のブラウザでURLを直接入力するのは面倒ですよね。(例えば、Mac側でngrokで生成したリンクをモバイル端末で素早く開きたい時など)

これらを解決する方法としては、

  • iCloud経由の同期
  • Google Chrome経由の同期
  • AirDrop経由のリンク共有

などがあります。(他にもあるかと思いますが。。)

ただ、iCloudやGoogle Chromeといったアカウント連携したものは個人の環境ではOKでも、会社で同じアカウント連携するのは面倒かもしれません。AirDropの場合はiOS端末側で設定を有効化すると利用できるため、割とリンク共有方法として手間がかからずに良いかなと思います。

ここでは、アカウント連携が不要なQRコードを使ったリンク共有について書きたいと思います

大まかな手順

単純に以下をやるだけです。

  1. Mac側でURLを含むQRコードを生成する
  2. iOS端末側でQRコードを読み込む

Mac側でQRコードを生成

文字列をQRコード化するコマンドツールにqrencodeがありますので、このコマンドでURLをQRコード化します。
qrencodeはHomebrewでインストールできます。

$ brew install qrencode

QRコードの生成方法は、以下のような感じになります。

$ qrencode -t ansi {URL文字列}

上記コマンドを実行すると、ターミナル上に生成したQRコードが表示されます。

iOS端末でQRコードに含まれるURLを起動する

QRコードを読み取るだけなら、標準カメラからQRコードを読み取ることができますが、読み取り後に
通知のバナーをタップする必要があり、1ステップ手間がかかります。

iOSのショートカットを使えば、この1ステップを削除できます。

ショートカットの手順としては、ショートカット内部で、

  • QRコードバーコードをスキャンのアクションを追加
  • URLを取得のアクションを追加
  • URLを開くのアクションを追加

のワークフローを作成することで、QRコードに含まれるURLを起動することができます。

この作成したショートカットを使って、Mac側で生成したQRコードを読み取れば、自動的にSafariブラウザが起動して、URLを開くことができます。
(最後のURLを開くアクションでは、Safariブラウザが開くため、Chromeなどの他のブラウザを起動するようにしても良いかもしれません)

最後に作成したショートカットの共有リンクを記載しておきます。

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