はじめに
いつも予定を忘れてしまうので、Googleカレンダーに予定を登録しておきたい。
ただし、ブラウザやGoogleカレンダーアプリを手動で起動して、予定の新規登録画面を開くのは煩わしいので、できるだけ簡単に登録したい。
方法1
最近では、ブラウザのアドレスバーにcal.newと入力すれば、新規登録画面を開くことができます。
そのため、iOSのショートカットアプリで上記のURLを開くだけで、簡単に新規登録画面を開くことはできます。ただし、PC画面が開いてしまい、モバイル端末では入力するのが煩わしいです。
方法2
GoogleカレンダーのURLスキームを使って、アプリの新規登録画面を開きます。この方法だと、直接アプリが起動するため、方法1と比べて入力は煩わしくないかと思います。
新規登録画面を開くURLスキームは以下の通りです。タイトルと概要はアプリからも入力できますが、今回はショートカット側から入力させます。
com.google.calendar://?action=create&title={タイトル}&description={概要}
ref. All Google App URLs and Callback URLs
ここでは、action=create
で新規登録画面を開き、title
とdescription
のクエリを付与することで、予定のタイトルと概要を登録するiOSのショートカットを作成します。
titleとdescriptionの値は、URLエンコードが必要なので、ショートカット内部でURLエンコードのアクションを追加します。また、これらの値は、ショートカット起動時に入力を要求
のアクションで入力するのが良いかと思います。
最後に、URLエンコードしたtitleとdescriptionの値をもとにURLスキームのURL文字列を作成し、URLを開く
アクションを実行すれば完成です。
作成したショートカットのリンクを共有します。
あとは、ウィジェット上やNFCタグからショートカットを起動すると、素早く予定を登録できるようになるのではないでしょうか。