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【Amazon Q CLI】プログラミング苦手なSEだけどゲームアプリ作ってみたよ

Last updated at Posted at 2025-06-19

はじめに

職業SEなのにプログラミングが嫌い、やりたくない、できない 私が、今話題のこちらのキャンペーンに参加しました。
「Amazon Q CLI でゲームを作ろう Tシャツキャンペーン」

Amazon Q CLIを使用し、プロンプトだけでゲームアプリを開発します。そしてキャンペーンに応募すればTシャツも貰えます。

ゲームの概要

ゲーム内容:
 トランプを使用した記憶力を試すシンプルなゲーム
 ・複数枚のトランプの絵柄を5秒見せて裏返す
 ・次にその中から1枚お題をあげ、お題のカードがどこにいるかをあてる
 ・ゲームモードと難易度も選択できる

特徴:
 ・簡単操作(マウスクリックのみ)
 ・ランダム配置で毎回違う挑戦
 ・ゲームモードと難易度を選べる
  ゲームモード 
   5Rounds:5回勝負でスコアを競う
   Endless:失敗するまで続ける 
  難易度 
   Easy :カード3枚
   Normal:カード5枚
   Hard :カード6-8枚をランダム

進め方

※Amazon Q CLIとのやり取りは、すべて日本語で行いました。

1.事前準備(環境準備と作るゲームのイメージ固め)
2.まずはシンプルなバージョンをQ CLIに依頼して実装
3.動かしてみて、デザインや動作で気になった点を順次フィードバックして修正
4.機能追加(ゲームモード・難易度)で完成度を高めていく
5.Amazon Q CLIに「もっと面白くするには?」と聞いて、遊び心のある機能も追加

1.事前準備

環境準備

会社用PCを使用すると、社内プロキシの問題で思うようにできなかったため、インターネット接続できるWindowsOSのEC2をたて、そこから作業しました。
手順はこちらを参考にしました。
Fleet ManagerでハマりつつAmazon Q CLI でゲームを作る

作るゲームのイメージ固め

漠然として思いつかない人はAIと相談しながら考えるとやりやすいです。
私の場合は、シンプルで簡単に時間つぶしができるようなものをつくろうと、パッと思いついたもので作り始めました。

2.まずはシンプルなバージョンをAmazon Q CLIに依頼して実装

Amazon Q CLIを起動し、最初に下記プロンプトで作ってもらいました。

実際に使ったプロンプト

日本語で会話しながら一緒にゲームを作りましょう。
まずは、前提条件が2つあります。
  ①PYGAMEで動くゲームをつくる
  ②ファイルは表示でなく出力する でお願いします
では、ゲームの仕様を考えていきましょう。
トランプを使用して、記憶力を試すゲームを作りたいです。
例えば、初級では、トランプの絵柄3枚を5秒見せて裏返す。
次に3枚の中から1枚お題をあげ、そのカードがどこにいるかをあてるゲームです

これで出来上がったものがコチラ

 ↓ ↓ ↓ ↓
 
image.png

image.png

文字化けしてました。
また、遊んでみると毎回同じ絵柄しか出てきませんでした。

3.動かしてみて、デザインや動作で気になった点を順次フィードバックして修正

改善点を伝える→動かしてみる→気になる点があればまた改善点を伝える・・・
これを繰り返し、Easyレベルのものは形になりました。

image.png

image.png

※Ec2の仕様か日本語化はできなかったため、諦めて英語表記にしました

4.機能追加(ゲームモード・難易度)で完成度を高めていく

ゲームの最終形として、ゲームモード選択と難易度選択はいれたかったので、これもAmazon Q CLI に伝えて作ってもらいました。

実際に使ったプロンプト

ゲームの追加要望です。
・最初の画面でゲームモードと難易度を選択したいです
・モードは「5回勝負」(5回繰り返してスコアを競う)「エンドレスモード」(失敗するまで続けて、連続正解数を競う)の2種類
・難易度は初級(カード3枚)、中級(カード5枚)、上級(カード6~8枚がランダム)にできますか

これで出来上がったものがコチラ

 ↓ ↓ ↓ ↓

image.png

image.png

いい感じですね。
そして、また動かしながら改善点を伝えて、Version.1としてのゲームが完成しました。

5.Amazon Q CLIに「もっと面白くするには?」と聞いて、遊び心のある機能も追加

Version.1のゲームで十分遊べますが、もっと面白くできないか聞いてみました。

実際に使ったプロンプト

ここからさらに面白くするアイディアがあれば教えて

 ↓ ↓ ↓ ↓

image.png

10個近く出してくれました。
その中からいくつかピックアップして機能をさらに追加します。

トラブル発生!?

機能追加を依頼したあと、Thinking... が中々終わらない。
例外も出ている?見守ります。

image.png

何とかビルドは終わったみたいですが、今度はゲームが起動できません。
Amazon Q CLIに何とかしてもらいましょう。

実際に使ったプロンプト

ゲームが起動できません。問題点がないか確認してください

↓ ↓ ↓ ↓

image.png

image.png

自動でエラーを発見し、修正・テストしてくれました。
すごい。

最終形

カードはよりトランプっぽくし、設定画面も追加しました。
他にもいろいろ機能追加しています。

image.png

image.png

image.png

Amazon Q CLIとの開発を通して感じたこと

 ・プログラミングが苦手でも、対話形式で少しずつ作れる安心感がある
 ・曖昧な指示でも意図を汲み取ってくれる柔軟さがすごい
 ・「詰まったら聞ける」安心感が、開発を楽しいものにしてくれた

おわりに

SEとして入社し、10年ほどプログラミングから逃げてきた私でも、ちゃんとゲームを作ることができました。
プロンプトで指示を出し、レビューしながら作り上げていく過程が楽しかったです。
小学生でも出来る内容なので、子どもと遊びながらやってみるのもいいかもしれません。

完成コード

コードなどはコチラなので、遊んでみてください。
https://github.com/mfunamfuna/card-memory-game

※Githubへの登録も、Amazon Q CLIにフォローしてもらいました。
 ローカル環境でのリポジトリ作成やコミット、Readmeの作成などやってくれて大変楽でした

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