##はじめに

コロナが蔓延し、リモートワークが増えたので、PCを遠隔操作してみたい！！
とIT初心者がラズパイをノリとテンションで購入し、遠隔操作ができるまでに詰まったところをメモしたいと思います。
参考サイトを下に記載してありますが、そこで触れられないような初歩的なミスが多かったので、そういった点をピックアップしていきます。

##環境
・RaspberryPi4 Model4
・OS:Raspbian Gnu/Linux(buster)
・ディスプレイ:Panasonicのテレビ
・PC:macOS Big Sur 11.2
・LANへはRaspberryPi4内臓の無線接続
・VNCはRaspbianにデフォルトで入っていたものを使用
・ルーターはプロバイダから有線接続しているものを使用（APモード）

##参考サイト
今回は以下のサイトを参考にしています。
以下のサイト以外でも「ラズパイ」「SSH」「遠隔」などの検索ワードで調べれば、たくさん参考になるサイトが出てきます。

macだけでraspberry Piに接続する
https://qiita.com/murs313/items/81757bf8bc74b6b76cdf

Raspberry Pi3のLAN外からのSSH接続設定方法
https://qiita.com/3no3_tw/items/4b5975a9f3087edf4e20

※注）以下はサイトを参考に進めて行くと詰まらず進むことも十分あります

##詰まった箇所
###IPアドレスの固定
私はディスプレイがあったのでターミナルを開き、コマンドで管理者権限でファイルを開きGUIで編集しました。

terminal

$ sudo pcmanfm

/etc/dhcpcd.confのファイルを開く

/etc/dhcpcd.conf

interface wlan0
static ip_address=192.168.0.xxx/24        #固定するローカルIP
static routers=192.168.0.1              #デフォルトゲートウェイのIP
static domain_name_servers=192.168.0.1  #DNSサーバーのIP?

xxxに任意の数を設定
ここで私は一度詰まりました。
たくさんのサイトを見て、行っていたのですが、
static ip_address=192.168.xxx.xxx/24
と記載があったサイトがあったので、
赤い部分まで自由に設定したところ、サブネットが変わってしまい同一ネットワークから弾かれてしまったため、ローカルでSSH接続を試す際に、

terminal

$ ssh pi@raspberry.local

では繋がるのに

terminal

$ ssh pi@192.168.xxx.xxx(自分で固定したIPアドレス)

では繋がらないない
arpコマンドにも反応しない
pingコマンドも返ってこない
という事態に陥りました。

###ポート開放
外部からのアクセスのためルーターに入り口を開けてあげる作業なのですが、
こちらもサイトを見て行えばなんら問題はないのですが、
ルータを複数個接続している場合に少しややこしくなるようで、私の場合はそうだったので詰まりました。
私は環境に記載した通りプロバイダーが有線だったので、関係ないと思っていましたが、ルーターがAP
モードだったので、プロバイダーのポートを開放しないとダメなようです。
ルーターを複数で中継している場合は、各ルーターのポートを開放するようです。
ポートの開放を確認する時には下記のサイトを使用しました。
（nmapのコマンドも使用しました）
https://www.cman.jp/network/support/port.html

##まとめ
知識量も少なく、初歩的なミスが多かったですが、初心者の私でも繋げることができました。
私と同じで、ノリとテンションでラズパイを買ってしまった人の参考になればと思います。