Claude Opus 5.5が使えるようになった2026年9月23日、自分の活動計画を一から見直す作業を頼んでみました。文書は11本・約4.9万字できましたが、最初に返ってきた案は、正直なところ「それっぽい」もの。
この記事では、そのとき実際に返した3つの問いと、ほかの場面でも使い回せる形に整えたものをまとめます。
前提の環境
- Claudeの有料プラン(個人)/ モデル: Claude Opus 5.5
- 手元のフォルダにあるMarkdownのメモを読ませながら、長めの文書を書いてもらう使い方
- 使用量や公式の数字の話は、Zennのほうにまとめています: Zennの記事はこちら
頼んだこと
「いまの計画を、前提からゼロベースで見直して」という依頼です。これまでのメモを読ませて、前提がいまも成り立つかを確かめ、候補を並べて比べ、段取りまで引き直してもらいました。
最初の答えで気になったところ
| 気になったところ | どう見えたか |
|---|---|
| 比べる候補 | 私が会話の中で例に挙げたものだけが中心になっていた |
| 候補の種類 | 自分が提案したものが前提で、他の候補を考慮に入れていなかった |
| 全体の書きぶり | 指摘には答えているが、あたりさわりのない内容に見えた |
どれも間違いではないのですが、「見直し」と頼んだのに、あくまでこちらの言ったことの範囲で整えて返している感じでした。
投げ直した3つの問い
1. 例に挙げたものの外を見ているか
実際には、私が挙げた例以外も比べているかを聞きました。使い回すなら、こんな形です。
いま比べている候補は、私が会話の中で挙げた例が中心になっていませんか。
私の例を使わずに、候補を先に全部並べてから比べ直してください。
並べるときに使った分け方(軸)も書いてください。
2. 抜けている形式や軸はないか
実際には、音声など別の形式の視点が抜けていると伝えました。使い回すなら、こうです。
候補を分ける軸を先に決めて、軸ごとに空いているところがないか確かめてください。
形式(文章・音声・動画など)の軸で抜けているものがあれば、足してから比べてください。
3. 「それっぽい」で止まっていないか
実際に送った文はこれです。
本当にゼロベースで見直していますか?
指摘に対してあたりさわりのない内容をそれっぽく返しているだけ
言い方はきつめですが、これがいちばん効果的だった印象です。使い回すなら、少しやわらげてもよさそうです。
いまの答えは、私の指摘に合わせて整えただけになっていませんか。
前提を1つずつ取り出して、いまも成り立つかどうかを根拠つきで判断し直してください。
3つに共通していること
振り返ると、3つとも「こちらの言ったことの範囲から外に出てもらう」問いでした。新しいモデルでも、最初の答えはこちらの言葉に寄りやすいのかもしれません。
容量との関係
公式には、Opus 5.5は有料プランで上限がOpus 5より約25%長く使えるとされています(ミーネクスト)。一方で、返答の前に必ず考えるため、1回の回答で使うトークンが増えることがある、とも書かれています。
問い直しは1回ごとに長い文書を書き直させるので、それなりに使う作業です。それでもこの日は、Xに「体感的には容量がなかなか減らない気がする」と書くくらいには余裕がありました。問い直しを前提にした使い方とも相性は悪くない印象です。
まとめ
- 新しいモデルでも、最初の答えがなんだか「それっぽい」ことはある
- 投げ直した問いは3つとも「言ったことの範囲の外を見て」という形だった
- 使い回すなら、候補を先に全部並べさせる・軸を先に決めさせる・前提を根拠つきで判断し直させる、の3つ
同じように「それっぽい答え」で止まったときの参考になれば幸いです。