本記事は、めんどい太郎の Advent Calendar 2025 24日目の記事です。
はじめに
今回はAntigravityを使ってみた話を書きます。
AntigravityとはGoogleが作ったVSCodeベースのAIコードエディタです。
Googleが作ったのでGeminiが主ですが、ClaudeやGPT-OSSも使えます。
Antigravityのインストール
Antigravityは以下のURLからダウンロードできます。
Windows, MacOS, Linuxに対応しています。
ダウンロードしてインストールします。
インストールはほぼVSCodeのインストーラーと同じなので割愛します。
設定
起動すると以下のような画面が出ます。
(セットアップ画面はスクリーンショット取り忘れました、セットアップ画面の指示通りにやればよいです。)
右上のLog in with Googleを押して、Googleアカウントでログインします。
そうすると、右のAgentが使えるようになります。
コーディングしてみる
では、さっそくAIにコードを書いてもらいましょう。
てきとーなフォルダを作って開いてみました。
今回はModelをGemini 3 Flashにしました。
では、さっそく指示してみます。
私は今、PythonでCLIツールを作りたいと考えています。
具体的には、URLを指定したWebサイトのヘッダーやCookieなどを取得するツールです。
URLへアクセスした際に帰ってくるヘッダーやCookieが知りたいからです。
では、書いてみてください。
意味の分からないことを言ってみました。
プランニングをしてまとめてくれました。
私は英語が苦手()なので日本語にしてもらいます。
日本語になりました。
それではそのまま進めてもらいます。
これで進めてください。
ただし、Pythonのライブラリはvenvで構成・実行してください。
環境汚されたくないのでvenvでやってもらいます。
ちゃーんとコマンド実行前に聞いてくれます。さすがにか。
気づいたらもうコード生成終わってテストしようとしてました。
Taskを見るとちゃんと今どこまでやってるかも見れます。
テストまで終わると、結果までまとめてくれます。
(長くて収まらなかった)
Webアプリケーションを作ってみる
指示してみます。
Webのダッシュボードを作成してください。
天気予報やニュース、株価などを表示できるようにしてください。
ニュースはRSSで取得し、ユーザが自由に追加できるようにしてください。
株価もユーザが自由に好きな銘柄を選べるようにしてください。
追加命令もしてみた。
追加で指定の衛星が今どこにいるのかを地図に表示できるようにしたいです。
それではさっそく作ってもらいます。
これで進めてください。
ただし、Pythonのライブラリはvenvで構成・実行してください。
ただ、ここで問題があって、nuxtのプロジェクト作成時のようなCLIで矢印キーなどを用いて選択する系のインストーラーは操作できていませんでした。
(画像は操作した後に撮っちゃったので意味ないけど)
ブラウザを自動操作してくれるやつだ!(ボタン押しちゃった)
拡張機能インストールしてねと言われます。
拡張機能入れていきます。
無事読み取ってくれてそうです!
(エラー吐いとる)
エラー何回も吐かせながら自動で修正してくれます。
こっちが指示しなくてもちゃんとブラウザ見てやってくれてるので、楽でいいね!
ということで、できました!
機能追加してみます。
天気予報の場所を変更できるようにしたいです。
やってくれた!
これ、すごいのがブラウザを勝手に操作して場所の変更ができるかのテストまでやってくれます。
すごい。
注意点
チャット履歴が溜まると重くなります。
定期的に新しいウィンドウを開いてやるとよいです。
あと、ユーザディレクトリ配下に.geminiというディレクトリが作成されてるのですが、こいつがクソデカです。
というのも、ブラウザの操作履歴を保存してたりとかするかららしいです。(友達が言ってた)
まとめ
というわけで、Antigravityを使ってみました。
コード書くのも早いし、テストまで勝手にやってくれます。めっちゃ便利。
Webアプリケーションのテストまでやってくれるのは神!
今後もこれで遊んでみたいと思います。
それでは!

















