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Raspberry PiでMinecraftServer(Forge)を動かす

Last updated at Posted at 2025-12-18

本記事は、めんどい太郎の Advent Calendar 2025 19日目の記事です。

はじめに

今回はRaspberry Pi上でMinecraft Server(Forge)を動かしてみたいと思います。

今回はMinecraft 1.7.10バージョンのForgeを動かしていきます。

環境

  • Raspberry Pi 4 Model B (8GB)
  • OS: Raspberry Pi OS Lite (64bit)

セットアップ

Javaのインストール

まずはJavaのインストールが必要です。

といってもMinecraft ForgeはいろんなJavaのバージョンで動いています。

ということで、バージョンを自由に切り替えられるようにしていきます。

といっても、普通にバイナリファイルをダウンロードしててきとーな場所に配置するだけです。

まずは、jdk8のダウンロードページに行きます。

image.png

こんな感じでいろいろなバージョンがあると思います。

今回はRaspberry PiなのでARMを選ぶ必要があります。

また、私は64bit版のRaspberry Pi OSを用いていますので64bit版を選びます。

今回は、jdk-8u202-linux-arm64-vfp-hflt.tar.gzをダウンロードしました。

image.png

....なんか出てきました

実は古いJavaをダウンロードするにはOracleアカウントを作成する必要があります。

OracleじゃないJavaだったら行けるかもしれませんが、私はOracleのJavaを使おうと思っているのでアカウントを作成します。

(アカウント作成は省略します。)

ダウンロードできたらscpなどでRaspberry Piに転送しておいてください。

転送できたら、Raspberry Piにログインします。

いい感じの場所に移動して、解凍します。

mkdir Java
mv jdk-8u202-linux-arm64-vfp-hflt.tar.gz Java/
cd Java
tar -xzf jdk-8u202-linux-arm64-vfp-hflt.tar.gz

とりあえずこれで完了です。

後で使えるように絶対パスをメモしておきます。

cd jdk1.8.0_202/bin/
pwd

これでJavaのパスがわかります。

Minecraft Server(Forge)のインストール

次にMinecraft Server(Forge)をインストールしていきます。

ただ、ForgeのインストーラーはGUI必須なので作業用PCで作業をします。

Forgeの公式サイトに行ってインストーラーをダウンロードします。

今回は1.7.10のForgeを使います。

ダウンロードしたら、実行します。

あ、作業用PCにもJava入れといてください。

こんなのが起動すると思います。

image.png

Install serverを選択します。

下の...でディレクトリを選びます。

image.png

選んだらOKを押してインストールを開始します。

image.png

こんな表示になれば成功です。

あとは先ほど選んだディレクトリにサーバファイルが展開されていると思いますのでこれを圧縮し、scpとかでRaspberry Piに転送します。

Raspberry Piに転送できたら、適当なディレクトリに展開します。

(今回は7zipで圧縮したと仮定します)

mkdir MinecraftServer
mv Server.7z MinecraftServer/
cd MinecraftServer
7z x Server.7z

これで展開できました。

サーバの起動

それではサーバを起動してみましょう。

次回からも起動しやすいようにシェルスクリプトにします。

#!/bin/bash

JAVA_PATH="<INPUT HERE JAVA PATH>"
$JAVA_PATH/java -Xmx2048M -Xms1024M -jar forge-1.7.10-10.13.4.1614-1.7.10.jar nogui

こんな感じです。

<INPUT HERE JAVA PATH>の部分には先ほどメモしたJavaのパスを入力してください。

あとは実行権限を付与して実行します。

chmod +x Start.sh
./Start.sh

初回起動時はEULAに同意する必要があります。

eula.txtファイルが生成されていると思いますので、eula=trueに書き換えます。

そうしたらもう一度起動してください。

そうしたらちゃんと起動するはずです。

modを入れる

modを入れたい場合は、modsフォルダにmodファイルを入れてください。

ワールドに生成されるアイテムなどがあるかと思いますので、modを追加した後はworldディレクトリを消してワールドを再生成しましょう。

おわりに

今回はRaspberry Pi上でMinecraft Server(Forge)を動かす方法を紹介しました。

実際にこのサーバで遊んでみていますが、ワールド生成などの処理が走るとすごく重たくなります。

まぁ仕方ないですね。

普通にマルチする分には悪くないかなとは思います。

ただ、複数サーバを同時に動かすとなると8GB程度じゃメモリが足りないなとは感じました。

それでは、よいMinecraftライフを!

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