はじめに
この記事はシスコの同志による Cisco Systems Japan Advent Calendar 2025 の 2枚目の 17日目 として投稿しています。
今年もCiscoカレンダーが2つありますので、ぜひ両方覗いてみてください![]()
過去のカレンダーはこちら![]()
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
今年のカレンダーはこちら![]()
2025年 ← いま表示されているのはコチラ
4年前からの成長やいかに!?
英語も技術も初心者な私が、ひょんなことからチームメイトはすべて外国人。
上司への報告はもちろん、社内関係はほぼ英語な部署に所属し、気づけばもうすぐ丸四年。
●過去記事
相変わらず英語はToolに頼りっきりですが、各種AIサービスを活用しコミュニケーションがスムーズになった(AI万歳!)&わからないことはわからないと堂々と返答する鋼のメンタルを手に入れました
)
ただ技術については相変わらず最新動向をキャッチアップすることでいっぱい、いっぱい…頑張らないと![]()
ちなみに息子達は12歳と7歳に成長。長男は絶賛思春期。
手をかける時期が終わり、目をかける時期になったことを実感する日々です。物理的には少しだけ余裕ができた気がします…あ、気がするだけかもしれません![]()
というわけで、変わらず ドタバタ ママワーカーな私ですが、心優しい皆さんのおかげで、今年もなんとかサバイブしている日々です。
サイバー人材育成ほんとのトコロ
さて本題です。
最近、Cisco Networking Academy (以下 アカデミー)への問い合わせで多いのが、これです。
サイバーセキュリティが学べる良いコースない?
高難易度なコースを求められるケースもありますが、圧倒的に多いのは「初学者向け」の問い合わせです。
サイバーセキュリティの知識が、もはや専門のエンジニアを目指す一部の人が学習するものではなく、全社員、学生にとっての一般教養・一般常識 になりつつあることを、日々感じています。
ちなみに悲しいかな![]()
ネットワーキングを学びたい若い人の総数は、正直なところ右肩下がりです。
ただ、セキュリティを学ぶにはネットワーキングの知識は必要不可欠!
ということで今回は、ネットワーキングの会社であるシスコだからこそ提供できる、初心者から学べるサイバーセキュリティコースについて今回はご紹介しようと思います:🙋♀️
Cisco Networking Academy のカリキュラム
このJunior Cybersecurity Analystのコースを受講すると、エントリーレベルの Cisco 認定資格「CCST(Cisco Certified Support Technician)サイバーセキュリティ」の取得を目指せます。
まずは「ネットワークの基礎」から
セキュリティを学ぶ前提として、以下の ネットワークの基礎を学ぶコースからスタートします
1.サイバーセキュリティ入門 (Introduction to Cybersecurity)
2.ネットワークの基礎 (Networking Basics)
3.ネットワークデバイスと初期設定 (Networking Devices and Initial Configuration)
その上で、セキュリティの基礎へ
ネットワークの基礎を踏まえたうえで、以下の セキュリティ系コースに進みます。
1エンドポイントセキュリティ (Endpoint Security)
2ネットワーク防御 (Network Defense)
3サイバー脅威管理 (Cyber Threat Management)
想定学習時間(目安)
全てを受講した場合120時間👀
セキュリティ系のみだと70時間。
「いや、長いがな!」と思った方もいるかもしれませんが、これは シミュレーションをがっつりやった場合の想定時間です。
正直、端折れば 半分くらいの時間感覚です🤭
文系・初学者でも学びやすい
最初からセキュリティ用語連発は正直しんどい…
わかります。
非エンジニア系の私は最初から用語連発されるとすぐに離脱したくなります![]()
このカリキュラムは、サイバーセキュリティの基礎と全体像を学ぶことにフォーカスしています。
・攻撃・防御・運用(SOC)をまとめて俯瞰できる
・いきなり深い技術に入らない
・「なぜそれが必要なのか」を重視
難しい設定やコマンドを覚える前に、サイバーセキュリティの「地図」を先に持つイメージなので、初心者でも離脱せず続けやすいです。
こんな人たちが使っています
いわゆるIT室の方や、情報系・理工系の学生だけではなく
文系学生/セキュリティ未経験の社会人/教員・研修担当の方
など、かなり幅広い層に使われています。
実は本も出ています
勉強するならやっぱり紙媒体も欲しい!
わかります。
紙媒体がほぼない会社で勤務し、さらにはオンライントレーニング教材を提案している責任者のくせに、私も紙が欲しいです。昭和生まれだからですかね![]()
そんな方にお勧め!
👉 『Cisco CCST サイバーセキュリティ 対策教科書』
https://book.impress.co.jp/books/1124101144
実はこの本、Cisco が内容監修をしています。
そのため、オンラインの講座と内容や用語にズレが少なく、ストレスなく学べます。
「アカデミー × 本」で学ぶと、かなり楽
おすすめの使い分けはこれです。
【知識の整理・復習】 → 本
【理解・体験】 → シスコネットワーキングアカデミー のコースや演習
「本で読んで → オンラインコースで確認」
この往復で学ぶと、かなり楽に学習ができます。
実際、弊社でまったくITにかかわったことがない事務社員の方に上記で学習してもらった結果、無事に試験合格いただけました。
1月にこんなイベントもあります(ご案内)
開催日時:
2026年1月15日(木) 12:00〜13:00
開催形式:
Cisco Webex Webinarによるオンラインセミナー
CCSTサイバーセキュリティの内容紹介はもちろん、資格試験の学び方のヒントなどを知ることができます。
CCSTの本やバウチャーが当たるクイズもあります。
もちろん無料です。
ぜひお昼ご飯を食べながら気軽に参加してください![]()
結論です
サイバー人材になる波に乗ってみてもいいかな
サイバーセキュリティが一般用語化することで、避けては通れなくなってきたセキュリティの学習。
ぜひ食わず嫌いな皆様、一緒にサイバー人材になる波に乗りましょう
ただ、超専門的なところはスーパーセキュリティエンジニアな皆様にお任せしたいと思う非エンジニアです![]()
というわけで少し宣伝
シスコネットワーキングアカデミー
学校や団体などの組織向けに40以上のコースをシスコが無償で提供をしています。一部インストラクターが必要なコースもありますが、8割程度の教材(ネットワーキングやサイバーセキュリティ、プログラミングなど)が簡単な登録をするだけで、無償で受講可能です。ただし言語は英語のものが多いです…が、ブラウザ翻訳でわりといけます。(英語勉強したはずなのにデフォルトでブラウザ翻訳する癖を治さないと…
)
蛇足
エンジニアになって3年以内の皆さんに「実際エンジニアになってみて、エンジニアを一言で表すと?」をきいた結果がこちら
エンジニアの皆さんから見て、どうでしょうか?![]()
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エンジニアを目指す若者が夢をもって、ポジティブに頑張れる業界だにしていきたいと思う今日この頃です![]()
