背景
2018年末、出張帰りの飛行機で急に思いつく。
「そうだ、二つ名を表示するアプリって楽しくないかな?」
「でも、機能が少ないアプリはApple審査通らないしな・・・」
「まあ試してみよう」
作ってみた
という事で、Xamarinでサクッと実装。
「AAAなBBB」と言った感じの二つ名を出すために、AAA用のリストとBBB用のリストを作って、
ランダムで表示するようにする。文字列は思いつく限りで書き出す。
・・・よし、組み合わせで2500通り以上にはなったので、まあいいかな。
うん、シンプル好きな自分にとっては、まあ良い気がする。
メインの機能実装よりも、SNS系の連携調べて実装したり、Firebase(Analytics, Admob)周りが初挑戦で時間がかかった。
Admob入れたのは、よくゲームとかにある全面広告をやってみたかったので。
#やった結果、友人に不評だったので見せ方を修正する予定・・・
審査出してみる
アイコンは知り合いにお願いして1日で作ってもらい、アプリの説明も適当に書く。
審査待ってる間に、アプリ説明用の4コマ漫画も書いてみてアプリから遷移できるようにしておく。
さて結果は・・・
Reject!
意訳すると「明確な指標はないけど、こんな機能少なすぎるアプリはAppleは許しません」という感じ。
ムムム・・・どうするか。
作ってみた2
じゃあ必殺技も表示してみよう。そして履歴も表示できるようにしてみる。
作りは二つ名と同じ感じ。必殺技はちょっと無理のある仕上がり・・・?
ここで気づく。
このアプリは「二つ名メーカー」という名前で作っていた・・・が、もはや二つ名メーカーではなくなってしまった。
どうしよう・・・もうなんでもいいから厨二病っぽくしよう。
Google翻訳で入力、「永遠の輝き」 → 「Eternal Glow」
よし、採用。アプリ名は「Eternal Glow」に変更。
Appleのアプリ説明も適当に修正して再度申請。
ヤベェ、イカした説明文できたわ。
審査出してみる2
通った!
自分でもびっくり。
結論
以下のアプリはNG
・二つ名をランダムで1個表示する
以下のアプリはOK
・二つ名か必殺技をランダムで1個表示する
・表示した履歴が見れる(選択も出来る)
リリースしたアプリは以下。
4回実行すると広告出るので嫌な人は、3回実行した後にアプリ終了してください。
iOS版:https://itunes.apple.com/jp/app/eternal-glow/id1448009669?l=ja&ls=1&mt=8
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.megyo.chu2name&hl=ja
おまけ
何も考えずに作りだしたので、Xamarinのプロジェクト名を日本語にしちゃいました。
しかも、プロジェクト名は「二つ名」じゃなくて「通り名」・・・
このままでiOSのアプリを発行すると、「通り名メーカー.ipa」というファイルになるのですが、これをApplication Loaderでアップしようとするとエラーになりました。
ipaのファイル名だけ英数字に変えれば通りました。
追記 2019.01.07
調子に乗って「ラッキーカラー」「ラッキースポット」もランダムで表示できるようにしました
Android版はリリース済み、iOS版は審査中です
もうこれでショボくないアプリですね
# 追記 2019.01.11
もう少しだけ続編です
続:どこまでショボいアプリがAppleの審査に通るのか試してみた
# 追記 2019.04.15
物語は終局へ・・・
終:どこまでショボいアプリがAppleの審査に通るのか試してみた