背景
2018年末、出張帰りの飛行機で急に思いつく。
「そうだ、二つ名を表示するアプリって楽しくないかな?」
「でも、機能が少ないアプリはApple審査通らないしな・・・」
「まあ試してみよう」
作ってみた
という事で、Xamarinでサクッと実装。
「AAAなBBB」と言った感じの二つ名を出すために、AAA用のリストとBBB用のリストを作って、
ランダムで表示するようにする。文字列は思いつく限りで書き出す。
・・・よし、組み合わせで2500通り以上にはなったので、まあいいかな。
![IMG_0607.PNG](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F201603%2Fe7068df4-6649-70d5-754d-68e1f9e83c89.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=24c4c4d542ae6bebfd4f5a419ef09943)
うん、シンプル好きな自分にとっては、まあ良い気がする。
メインの機能実装よりも、SNS系の連携調べて実装したり、Firebase(Analytics, Admob)周りが初挑戦で時間がかかった。
Admob入れたのは、よくゲームとかにある全面広告をやってみたかったので。
#やった結果、友人に不評だったので見せ方を修正する予定・・・
審査出してみる
アイコンは知り合いにお願いして1日で作ってもらい、アプリの説明も適当に書く。
審査待ってる間に、アプリ説明用の4コマ漫画も書いてみてアプリから遷移できるようにしておく。
さて結果は・・・
Reject!
意訳すると「明確な指標はないけど、こんな機能少なすぎるアプリはAppleは許しません」という感じ。
ムムム・・・どうするか。
作ってみた2
じゃあ必殺技も表示してみよう。そして履歴も表示できるようにしてみる。
作りは二つ名と同じ感じ。必殺技はちょっと無理のある仕上がり・・・?
![IMG_0630.PNG](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F201603%2F9ef43e88-53a8-29d8-5f58-940b637e470a.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=ed239421872673a75966542587aff82f)
![IMG_0631.PNG](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F201603%2F7d042074-1228-731d-6306-08537d53a5ae.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=cb557727a7bba87bd745a53272fe5870)
ここで気づく。
このアプリは「二つ名メーカー」という名前で作っていた・・・が、もはや二つ名メーカーではなくなってしまった。
どうしよう・・・もうなんでもいいから厨二病っぽくしよう。
Google翻訳で入力、「永遠の輝き」 → 「Eternal Glow」
よし、採用。アプリ名は「Eternal Glow」に変更。
Appleのアプリ説明も適当に修正して再度申請。
![](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F201603%2Fb1239543-b5db-7e0d-4b11-cfbf2338074c.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=9b5b5d8ec2aff14e5f8957b8ca09b844)
ヤベェ、イカした説明文できたわ。
審査出してみる2
通った!
自分でもびっくり。
結論
以下のアプリはNG
・二つ名をランダムで1個表示する
以下のアプリはOK
・二つ名か必殺技をランダムで1個表示する
・表示した履歴が見れる(選択も出来る)
リリースしたアプリは以下。
4回実行すると広告出るので嫌な人は、3回実行した後にアプリ終了してください。
iOS版:https://itunes.apple.com/jp/app/eternal-glow/id1448009669?l=ja&ls=1&mt=8
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.megyo.chu2name&hl=ja
おまけ
何も考えずに作りだしたので、Xamarinのプロジェクト名を日本語にしちゃいました。
しかも、プロジェクト名は「二つ名」じゃなくて「通り名」・・・
このままでiOSのアプリを発行すると、「通り名メーカー.ipa」というファイルになるのですが、これをApplication Loaderでアップしようとするとエラーになりました。
ipaのファイル名だけ英数字に変えれば通りました。
追記 2019.01.07
調子に乗って「ラッキーカラー」「ラッキースポット」もランダムで表示できるようにしました
Android版はリリース済み、iOS版は審査中です
もうこれでショボくないアプリですね
![](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F201603%2F0a21fb07-d429-6a2c-fa5d-e44855a969b4.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=448ace0700b202d15f6048c6dfbb015f)
![](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F201603%2F473bcac5-7863-1965-63eb-23dae0b6823d.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=e8601655fc44f2ff0755d647a995f8a4)
# 追記 2019.01.11
もう少しだけ続編です
続:どこまでショボいアプリがAppleの審査に通るのか試してみた
# 追記 2019.04.15
物語は終局へ・・・
終:どこまでショボいアプリがAppleの審査に通るのか試してみた