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続:どこまでショボいアプリがAppleの審査に通るのか試してみた

Last updated at Posted at 2019-01-11

どこまでショボいアプリがAppleの審査に通るのか試してみた の記事が思ったより評判(?)が良かったので、もう1回だけ続編です。

Apple審査周りを気にされてる方も多いのかなと言うことで、多少なりとも情報提供できますよう記載しますのでお目汚し失礼いたします。

背景

あっさりショボいアプリの申請が通ってしまった・・・

でもでも、明確な基準がないガイドラインな以上、審査員の好みによるんじゃないだろうか。

もう1回だけ試してみるか。

厨二病、厨二病・・・よし、予言にしよう。

予言と言えば未来。

よし、採用。

実装

Xamarinでサクッと実装。

予言と言えば、某旅団の団長に念能力を盗まれたあれ。

しかし、あの予言は曖昧な比喩表現を使っていてわかりづらいと理系な私は不満を覚える。

そこで今回作るアプリは明確な予言にしよう、そう5W1Hを意識して。

ビジネスマンの基本!

で、作る。

IMG_0649.PNG

イケてる予言でた!

明確!
意味わからないけど!

前回の二つ名は2つの文字列の組み合わせだったが、今回は5W1Hの6つの文字の組み合わせ。
2次元空間から6次元空間へと昇格した。その組み合わせ総数は7万件以上。

いつも1日でアイコンを作ってくれているジェバンニが「カレンダー登録したい」と言ってくれたので、それも追加実装。

アラームもON。
これで予言を忘れない。

で、アプリの内容を書いて審査に投げる。

・・・ちょっとパンチが弱いかな?

待ってる間にヘルプページ用の4コマ漫画を書く。

ここまでの状況

今回のアプリができること

  • 予言を表示する
    • 予言をカレンダーに登録する
    • 予言のコピーまたはTwitter, LINEでシェアする

前回のアプリでできること(Reject版)

  • 二つ名を表示する
    • 二つ名のコピーまたはTwitter, LINEでシェアする

前回のアプリでできること(リリース版)

  • 二つ名を表示する
    • 二つ名のコピーまたはTwitter, LINEでシェアする
  • 必殺技を表示する
    • 必殺技のコピーまたはTwitter, LINEでシェアする

審査

通った!

う・・・嘘だろ。

1回Rejectされて、未来だけじゃなくて過去モードも追加して、過去改変できるぜー世界線を変えるんだーってところまでシナリオを考えていたのに・・・

審査員も厨二病なのかな?

まとめ

結論してとしてはショボいアプリでもApple審査は結構通るでした。

個人的にはユースケースが1つだとダメなのかと思ってたんだけど関係なさそう。

iOS版:
https://itunes.apple.com/us/app/glorious-future/id1448982178?l=ja&ls=1&mt=8

Android:
今回は出してません。

また、今回はリワード広告に挑戦したくて広告入ってますが、いつものごとく広告見たくない場合は再起動してください。

XamarinでAdMobのインタースティシャル、リワード広告を出すやり方があまり紹介されてなかったようなので記事書きましたので興味のある方はどうぞ。
Xamarin.iOSのAdMob対応 (インタースティシャル、リワード)

ちなみに審査期間はこんな感じ。

image.png

どちらのアプリも審査開始まで2日で、日本時間の夜中に審査が実施されました。

審査にかかる時間は1〜2時間ぐらいですが、過去の経験では10分ぐらいで終わることもありました。

おまけ

前回のアプリのダウンロード数と広告収入を自分のサイトの方に公開しました。個人でアプリ開発を目指してる方の参考になればと思います。

追記 2019.01.12

バグがあったので修正したらなんとリジェクトされました。

リジェクト理由はResolution Centerで見れます。

スクリーンショット 2019-01-12 8.54.27.png

ふむ、「カレンダーを利用する理由説明が必要だ」と言ったことが書かれてます。

権限確認時の文言はinfo.plistに書いてます。

image.png

もちろんちゃんと書いてます。書かないと動かないから。

ちなみにVisual Studio for Macで日本語を入れてinfo.plistを編集すると保存時に日本語が消されるので、日本語を入れたい場合は別エディタで編集してます。

Resolution Centerにエビデンスが添付されているので、Appleからのエビデンスを見てみます。

スクリーンショット 2019-01-12 8.54.39.png

Appleの人は何を思いながらこの画面を見てたのだろう・・・と思いを馳せたくなるのですが、

とりあえず、この辺は一切修正してません。初回リリースと同じです。

ということで、徹底抗戦の構えです。

Resolution Centerの画面でそのまま申し立てを入力できるフォームがありますので、怒りで邪気眼が発動しそうになるのを抑えながら入力します。

スクリーンショット 2019-01-12 18.21.13.png

ラブリーマイエンジェルをピアノに送らなければならず時間がなくてGoogle翻訳にもかけず慌てて書いて送ったものです。後で見返すと文法正しくない・・・のですが、言いたかったのは「このアプリは日付を出している。そしてカレンダーに登録するというボタンがあり、ユーザーがそのボタンを押す。そしてアプリはカレンダー登録を許可するのかと聞く。普通やん。」ということです。

きっと、今回の審査をした人にはこのアプリの価値が伝わらなかったのでしょう。

で、結果ですが審査通りました。

image.png

バイナリをあげなおすと再審査まで時間がかかりますが、Resolution Centerからだと早く審査してもらえるよう
です。公式のどこかにもそう書いてた気がします。

また、英語も正確でなくてもなんとかなります。

過去の経験上、意外と戦えば審査通ることもあります。ご参考までに。

# 追記 2019.04.15

物語は終局へ・・・
終:どこまでショボいアプリがAppleの審査に通るのか試してみた

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