はじめに
この記事では、四則演算や余剰(余り)に使用する演算子について解説します。
四則演算
sample.js
let num;
let string;
num = 5 + 3; //変数numに5と3の和を代入する
string = "ES" + "6"; //変数stringに"ES"と"6"を連結した文字列を代入する
string = "ES" + 6; //変数stringに"ES"と6を連結した文字列を代入する
num = 7 - 2; //変数numに7から2を引いた値を代入する
num = 4 * 5; //変数numに4と5の積を代入する
num = 6 / 2; //変数numに6で2を割った値を代入する
演算子はそれぞれ役割があります。
+
数値の加算、文字列の連結
-
数値の減算
*
数値の乗算
/
数値の除算
余剰、べき乗、その他
sample.js
let num;
num = 5 % 2; //変数numに5で2を割った余りの値を代入する
num = 10 ** 2; //変数numに10の2乗を代入する
num = 10++; //変数numに10を代入し、10+1
num = ++10; //変数numに10+1を代入する
num++; //変数num+1
num = 6--; //変数numに6を代入し、6-1
num = ++6; //変数numに6-1を代入する
num--; //変数num-1
let string = "3";
let num2 = 5;
num = +string; //変数numに、数値の変数stringを代入する
num = -num2; //変数numに、負の値の変数num2を代入する
これらの演算子の役割は、以下の通りです。
%
数値を割った余り(余剰)
**
数値のべき乗
++
数値に+1 前置記法なら先に+1して値を返し、後置記法なら値を返してから+1
--
数値に-1 ++と同じく、前置記法と後置記法がある
+
数値を正の数にする 文字列でも可能
-
数値を負の数にする 文字列でも可能
最後に
⓶では、型を調べる演算子をとりあげようと思います。