#はじめに
この記事では、JavaScriptES6の変数の基礎的なことについて解説します。
#ES6
ESの正式名称は、ECMAScriptです。
ECMAScriptとは、Ecma International(エクマ インターナショナル)が定めているJavaScriptの標準の書き方です。後ろの数字は、その標準の書き方のバージョンです。
したがって、ES6とはJavaScriptの標準の書き方の6番目のバージョンとなります。
#変数の宣言
let number; //変数numberを定義する
const string; //変数stringを定義する
JavaScriptでの変数は、このように宣言できます。
#初期化
let number = 0; //変数numberを定義し、0を代入する
const string = "鈴木"; //変数stringを定義し、"鈴木"を代入する
変数は、このように宣言と代入を同時に行うことができます。
これを初期化といいます。
#let
let number = 1; //変数numberを宣言し、1を代入する
number = 2; //変数numberに2を代入する
let number; //エラー
letで宣言した変数には、値を再代入できます。
また、一度宣言した変数をもう一度宣言しようとすると、エラーになります。
#const
const number = 0; //変数numberを宣言し、0を代入する
const string; //エラー
const number = 0; //エラー
number = 2; //エラー
constで宣言した変数は、値を再代入できず、再代入しようとすると、エラーになります。
また、constの場合、宣言のみすることはできません。必ず初期化します。
一度宣言した変数を再度宣言できないのは、letと同じです。
#まとめて宣言・初期化
let number = 0, //変数numberを宣言し、0を代入する
string; //変数stringを宣言する
const name = "田中"; //変数nameを宣言し、"田中"を代入する
const num = age = 5; //変数ageとnumを宣言し、それぞれに6を代入する
このように、宣言した後に;ではなく,をつけると、まとめて宣言・初期化ができます。
#参考文献
JavaScriptとECMAScriptの違いって何?その背景を徹底解説!
https://www.sejuku.net/blog/101695
JavaScript コードレシピ集
https://gihyo.jp/book/2019/978-4-297-10368-2
JavaScript ショートコードテクニック集(ES6含む)
https://qiita.com/ichimonji_haji/items/f602f6c437be9e7daa88