バグへの防御力は開発力の一つ!
プログラムの経験がない人にとっての最初の壁はバグだと思います。
デバッグは苦痛です。何より今までうまく動いてくれたものが全く動かなくなることから停滞感や後退感も非常に強いです。
なので個人的には、バグに対応できる知識(防御力)があるかどうかが、今後の開発を続けていけるかどうかにつながると考えています。
モチベーションは大事!
そして、バグに苦しめられなければモチベーションなんてそんなに下がることはないのです!故に重要!!
ログを見よう
プログラム経験のない新規開発者には、mcfunctionやjsonの書き方より優先的に知ってほしい項目だと思います。
完全な初学者…特に独学から始める場合だと、動作がバグった際に打てる手段がほぼないため、
ソース → 動作 → ソース → 動作 → …
と確認して正しく動くまでデバッグを試みるのではないでしょうか?
このプロセスに「ログ」を足してください。
ログ → ソース → 動作 → ログ → ソース → …
ログには「関数が見つからない」「文法がおかしくてファイルを読み込めない」というレベルの致命的な問題を出力してくれます。
この手の凡ミスは自力でソースコードを眺めるよりログを参照した方が簡単に解決します。
バグの相手をする時間は可能な限り減らしたい…
だからこそ、ログを閲覧できる環境は最初に作っておきたいのです!
Minecraft でログを見る方法
サーバーの場合
サーバーの場合はデフォルトで表示されています。
以下の画像の場所がログ表示欄です。

クライアントの場合
サーバーではない通常の Minecraft の場合は、ランチャーの設定からログの表示を有効化できます。

「Minecraft: Java Editionの起動時に出力ログを開く」にチェックを入れます。

Minecraft 起動時にログウィンドウが別に開かれるようになります。
致命的なエラーは赤文字で表示されます。
下記内容だと「mcmetaファイルの記述がおかしい」「関数タグが読み込めなかった」というエラー内容になります。
ログに全てのバグが表示されるわけではありません。
例えば、あなたがexecute if ...の分岐を書き間違えても、文法上問題がなければ、それはエラーを出さず、意図していない条件分岐の迷路を走り、実行してほしくないコマンドを実行して結果を破壊します。
ログで得られるのは基本、致命的な内容のみです。
まとめ
バグった時はまずログに目を通す癖を付けておきましょう。
凡ミスは経験を積んでも全く消えてくれないので、目が離せません。
