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経験値効率を最大化!ChatGPTで学習スピードが数倍になる実践ノウハウ

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勉強をするとき「ChatGPTで調べ物して終わり」みたいな使い方になっていませんか?
それ、めちゃくちゃ勿体ないです。

ChatGPTは答えを教えてくれるAIではなくて、
実は、勉強そのものの仕組みを最適化してくれるAIです。

学習のしんどさって、

  • どこから手をつけていいか分からない
  • どれが理解できて、どれが苦手か見えない
  • 習慣づかずに三日坊主

この辺りの「学習そのもの」よりも
「プロセスの面倒さ」から生まれることが多いです(当社比)

筆者も英語や中学校の社会科を学び直したり、
興味のある技術に手を出したりしているのですが、
「自分の理解度が分からない。これ本当に理解できてる?」
「あまり習慣にならない。気がついたら一日が終わっている…」
がボトルネックになっていました。

そこをChatGPTに委託することで、経験値効率が一気に跳ね上がります。
本質以外の部分に時間を奪われず、学習そのものに全集中できる。

本記事はその学習の経験値効率を最大化するための実用テク集です。

ChatGPTが学習に強い理由(ざっくり)

  • 膨大な情報を“理解しやすい順番”に再配置できる
  • 苦手や抜け漏れを外部視点で拾ってくれる
  • あなたのレベルに応じて説明や問題を調整できる
  • 作業をリマインドして“学習ループ”を自動化できる

つまり、「頭を使う前の準備」から「継続」まで全部サポート可能。

今日から使える:学習ルート最短化プロンプト

「どこから手を付けよう…」その疑問は一発解決!
ChatGPTの強みの1つが、“最短ルートを作る能力”です。

■使うプロンプト

◯◯を2週間で身につけたいです。  
初学者向けに、理解の負荷が低くなるよう順番を最適化して  
ステップと理由を整理してください。

これだけで、無駄のないロードマップが出てきます。
毎日の学習スケジュールをスプシ化して後述の「リマインド設定」もできます。

  • 迷わなくなる
  • 進行の“見通し”が立つ
  • 今日何すべきか明快になる

遠回りがゼロになります。
あなたのやることは「学習」だけ!

苦手の抽出:弱点特攻のやり方

ChatGPTに出題してもらった問題に答えていくだけで、
自分の得意や苦手を自動的にと分析して教えてくれます。

例えば、英文法を鍛えたい時。

英文法が全然分かりません。
Duolingoの英語スコア17程度の日→英の問題を出題してください。 
英語で回答をしますので、それに対し、文法のレビューをお願いします。

この時点で既に最強のフィードバック付き無限ドリルになるのですが、真価はここからです。
何問か解いた後、以下のプロンプトを入力するだけ。

■使うプロンプト

この回答ログを見て、私の“理解の弱い部分”を抽出してください。
カテゴリ分けして、改善優先度の高い順に教えてください。

こうすることで、これまでの回答を参照して、得意と苦手を教えてくれます。

  • 自分では気付きにくい“穴”を外部視点で可視化
  • “どこを伸ばせば早いか”が明確
  • 勉強のコスパが跳ね上がる

記憶定着:パーソナライズ変換

人によって“覚えやすい形”って違うんですよね。
映像で覚える人、構造図で覚える人、エピソードから覚える人などさまざま。
認知特性ともいいます。

ChatGPTはここを完全にパーソナライズできます。

■使うプロンプト

この内容を、私が覚えやすい形式に変換してください。
比喩、ストーリー、図式化、要点箇条書きなど、  
複数のパターンを提示して“自分に合う形”を選べるようにしてください。

これらの形式の中から「自分が分かりやすかったもの」を伝えると、
今後はその分かりやすい形式で教えてくれます。

ストーリー形式が理解しやすかったので、今後もこれを優先してください

「先生に追いついていく」のではなく「先生を自分の特性に合わせてカスタムできる」のが最強ポイントです。

  • 誰でも“自分仕様の説明”が得られる
  • 記憶のフックが増えて忘れにくい
  • 自分の「覚えやすい形」を把握することで、メタ認知の入口にもなる

学習の自動化:ChatGPTリマインド術

学習で一番大事なのは、 やる気ではなく“仕組み” です。
やる気はスタートには役立ちますが、その日の気分で上下するので継続が難しいです。

そこで、ChatGPTでリマインドや学習ルーティンを自動化すると、
“気分に左右されない学習”が完成します。

■使うプロンプト

毎日19時に、“今日の学習を3行で振り返るテンプレ”を送ってください。
  • 勉強スイッチが時間で自動的にオンになる
  • 少なくともテンプレ埋めのための「振り返り」は必ず発生する
  • そこから自然に「じゃあ少しやろうか」に繋がる

■応用(中級者向け:スケジュール連携)

学習スケジュールのExcelやスプシを渡すことで、
そのスケジュールの通りにリマインドを送ってもらうことも可能です。

以下の要件に沿って学習リマインドをしてください
■時刻:毎日 12:00(JST)
■通知FMT:今日の学習:Day[Day]/[教科][章]-[節]:[節タイトル]
■スケジュール・カリキュラム:学習スケジュール.xlsx参照

これだけで毎日「今日何をやるべきか」が通知されます。

  • 今日何をやるかが分かる
  • いつ何をやったかが分かる
  • モチベ不要の学習習慣が自然に身につく

技術学習:コード理解の時短テク

勉強で技術ブログを見たり動画を見たりしても、いまいちよく分からないことがありませんか?
そんな時も、根本の意図をさっくり分かりやすく分解してくれます。

■使うプロンプト

このコードの意図を最速で理解できるように説明してください。
冗長な部分は削って、再現可能なミニチュートリアルにしてください。
  • 不要情報がカット
  • “理解のボトルネック”だけ浮き上がる
  • 学習速度が体感で倍になる

おまけ:ハルシネーションを防ぐには

本記事の内容は「効率化」献立ですが、AI利用には注意点もあります。

ChatGPTに限らず、AIには常にハルシネーション(誤った回答をする)のリスクがつきまといます。
回答の確度を上げるには、各種プロンプトに以下を追記、またはパーソナライズ設定することが有効です。

– 原則**正直・事実ベース・率直**な回答をすること
– 不明/未確認の事項は「分からない」と明言すること
– 推測や根拠のない事項は「推測ですが~」と明示すること
– 根拠/出典(可能なら一次情報)を必ず添付すること
– 専門的知見が必要な場合は「専門家に確認が必要」と明記すること

パーソナライズは全体に適用されるので、雑談にも使用している場合はキャラが変わってしまうこともあるので注意。
勉強用・雑談用でプロジェクトを分けて、カスタム指示で文脈を分けるのが良いかも知れません。

まとめ:ChatGPT × 学習の“黄金ループ”

以上が、ChatGPTの力を借りて勉強の効率を爆上げするtips集です。
このテクニックを実戦していけば、学習ループが健全に機能していくはず!

結局のところ、ChatGPTは「学習の前処理と後処理」を全部引き受けてくれるのが最強ポイントです。

本記事が皆様の参考になれば幸いです。
他に役立つプロンプトなどあればぜひコメント欄にて教えてください!


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