コーポレートエンジニアをやってみよう
あなたは今の仕事にやりがいを感じていますか?
人の役にたちたくてエンジニアになったのに、裏方ばかりでちっとも実感が得られない。
そんな気持ちになったことはありませんか?
もしかしたら、そんな方にはコーポレートエンジニアという仕事が向いているのかもしれません。
コーポレートエンジニアって何?
コーポレートエンジニアは、会社のためのエンジニアです。
たとえば弊社Hameeではネクストエンジンというツールを作っており、ほぼ全員がこのネクストエンジンに関わるエンジニアです。
しかし、コーポレートエンジニアは異質な存在です。
ネクストエンジンを発展させるためではなく、会社を発展させるためのエンジニアです。
たとえば、普通のエンジニアは、お客様や営業さんからの要望、または新しい企画を考えて新しい機能を作ったり、不具合があれば直したり、サポートをしたり、といった働き方です。
しかし、コーポレートエンジニアは、「社内の〇〇さんが困っているからなんとかしてあげる」のが仕事です。
つまり、何か世間に出すプロダクトを作るためのエンジニアではなく、あくまで会社をITで便利にしていきます。
仕事の進め方
エンジニア以外の普通の人は、たいてい毎日同じような作業を繰り返しているものです。
同じようなデータ修正だったり、同じようなデータ作成だったり、毎日毎日つまらない作業をやっているものです。
それは仕事ではありません。もはやただの単純作業です。
来る日も来る日もCSVの順番を入れ替えたり、毎日毎日同じような計算を電卓でするのは、まったくクリエイティブではありません。
「それをなくしてしまったらその人の仕事がなくなってしまう」という人がいるかもしれませんが、いざ無くなってみれば、たいていの人はもっと他にやってみたいことがいくらでもあることに気づくものです。
もしかしたらCSVを入れ替える作業がなければもう1件多くの営業先に回れるかもしれない。
もしその退屈な計算がなければ、あたらしいサービスがひらめくかもしれない。
新しいWEBサイトの構想を練る時間ができるかもしれない。
単純作業がなくなった先には、そんな無限の可能性があるものです。
「おかげで残業が無くなって、早く帰れるようになった」と嬉しそうな顔で言われたら、こちらまでうれしい気持ちになります。
みなさんの家族との大切な時間や、プライベートの時間がたくさん確保できるというのは、その人はもちろん、会社にとっても非常に良いことでしょう。
とにかく、いろいろな人の仕事を見て、「クリエイティブでない」と思う場面があれば、積極的に自動化していきます。
会社の利益
一般に出さないものを作るので、一見会社の利益に貢献していないように思われるかもしれません。
しかし、もっとも会社の中でコストになるのは人件費です。
コーポレートエンジニアは、この人件費をゴリゴリ削っていきます。
無くなった人件費を単純に減らすと、当たり前のように億単位で経常利益がでます。
100人が毎日やっている作業をゼロにすれば、1年後には1億円以上のコストカットが成立していることになります。
コーポレートエンジニアは、会社にとって非常にコストパフォーマンスが高い存在です。
会社全体の士気が上がる
めんどくさい作業、誰もやりたくない作業というのは、仕事をしていれば普通にあるものです。
そして、それが当たり前だと思っています。
しかし、コーポレートエンジニアがいれば、それが当たり前ではなくなります。
そしてその分、その人の能力を最大限に発揮する仕事が出来ます。
そうすればみんな、「ここは良い会社だな」と思います。
自分がやりたい仕事ができるというそんな当たり前のことだけでこんなに喜んでもらえます。
エンジニアもうれしい
大体の人が「やってほしいけど多分無理だよね?」というスタンスで聞いてくるので、実現すると本当に喜ばれます。
褒められてうれしくない人はいません。
エンジニアのやる気もアップします。
ぜひやってみてください
何かと面倒くさがられるコーポレートエンジニア。
経営側の人も、エンジニアの人も、「こっちも仕事があるんだ」とか「人の話を聞くなんてめんどくさい」とか「会社の利益にならない」なんて言わずに、ぜひ挑戦してみてください。
良いことしかないですから。