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AppleシリコンのMacでUTMを使用してKali Linuxの仮想環境を構築する

Last updated at Posted at 2024-09-21

背景

先日、7日間でハッキングをはじめる本という本を買ったが「Macの人はUTMを使ってください」とのことだったので同じようにMacを使用している方のために手順を残しておく。

環境

  • ハード:MacBook Air M2 2022
  • ホストOS:MacOS Sonoma 14.3.1
  • 仮想化ソフト:UTM 4.5.4
  • ゲストOS:Kali Linux 2024.3

手順

1. UTMのインストール

公式サイトからダウンロードするかHomebrewでインストールする方法があるが、今回はHomebrewを採用した。

brew install --cask utm

2. Kali Linuxのダウンロード

公式サイトからダウンロードする。下にスクロールすると以下のようにインストーラーイメージを選択できるので「Apple Silicon (ARM64)」を選択して中央のインストーラーの下矢印(↓)を選択する。

2024-09-19_KaliLinux_01.png

3. Kali Linuxのセットアップ

UTMの設定

UTMを起動し「新規仮想マシンを作成」を選択する。
2024-09-19_KaliLinux_02.png

「仮想化」を選択する。
2024-09-19_KaliLinux_03.png

起動ISOイメージ項目の「選択」ボタンを押下しダウンロードしたKali Linuxのインストーラーを選択し「続ける」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_04.png

CPUコア数を設定(今回は4)し「ハードウェアOpenGLアクセラレーションを有効にする」にチェックを入れ「続ける」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_05.png

ストレージのサイズを設定(今回は30GiB)し「続ける」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_06.png

共有ディレクトリパス項目の「選択」ボタンを押下しゲストOS側と共有したいホストOSのディレクトリを選択し「続ける」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_07.png

UTMでOSが並んだ時にわかりやすい名前(今回はKali Linux)を設定し「保存」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_08.png

設定ボタン(画面右上)を押下する。
2024-09-19_KaliLinux_09.png

デバイス項目の「新規」をクリックし「シリアル」を選択し「保存」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_10.png

シリアルを選択しフォントサイズを大きく(今回は20)し「保存」ボタンを押下する。
※大きめにした方がインストール画面が見やすいです
2024-09-19_KaliLinux_11.png

再生ボタン(画面右上2つ目)を押下する。
2024-09-19_KaliLinux_12.png

Kali Linuxのインストール

ウィンドウが2つ表示されるのでターミナルと書かれた方で作業を進めます。

「Install」を選択する。
2024-09-19_KaliLinux_13.png

「C - No localization」を選択する。
2024-09-19_KaliLinux_14.png

「Asia」を選択する。
2024-09-19_KaliLinux_15.png

「Japan」を選択する。
2024-09-19_KaliLinux_16.png

「American English」を選択する。
※US以外のキーボードを使用している場合は適切なものを選択してください
2024-09-19_KaliLinux_17.png

デフォルトのまま「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_18.png

デフォルトのまま「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_19.png

名前(今回はkali)を入力して「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_20.png

ユーザー名(今回はkali)を入力して「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_21.png

パスワードを入力して「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_22.png

再度パスワードを入力して「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_23.png

デフォルトのまま「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_24.png

デフォルトのまま「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_25.png

デフォルトのまま「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_26.png

デフォルトのまま「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_27.png

「Yes」を選択し「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_28.png

デフォルトのまま「Enter」キー押下する。
2024-09-19_KaliLinux_29.png

「電源」ボタン(画面左上)を押下する。
2024-09-19_KaliLinux_30.png

ポップアップが表示されるので「OK」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_31.png

UTMの画面に戻って来るので設定画面の「シリアル」を右クリックして「削除」を選択し「保存」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_32.png

「CD/DVD」をクリックして「消去」を選択する。
2024-09-19_KaliLinux_33.png

「CD/DVD」欄が空になっていることを確認し「再生」ボタンを押下する。
2024-09-19_KaliLinux_34.png

Kali Linuxのログイン画面が表示されるので先程設定したユーザー名をパスワードを入力する。
2024-09-19_KaliLinux_35.png

無事にログインできたらこのようなトップページが表示されます。
2024-09-19_KaliLinux_36.png

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