「Wio LTE Cat.1のD38、D39がSerialペリフェラルに接続されているが、使用できますか?」という問い合わせがあったので、確認しました。
ハードウェア
- D38 -> PC6
- D39 -> PC7
と繋がっていて、
- PC6 -> USART6-TX
- PC7 -> USART6-RX
なので、ハードウェアは、USART6のペリフェラルに接続されています。
プラットフォーム
SeeedJP STM32 Boards(v1.2)のソースを確認すると、
HardwareSerialクラスからPC6,PC7が使えるように設定されています。
動作確認
ハードウェア、プラットフォームとも、使える状況だったので、試してみることに。
このようなスケッチで、シリアルから入力した文字を送信(いわゆる、エコーバック)させてみました。
#include <WioLTEforArduino.h>
HardwareSerial d38serial(WIO_D39, WIO_D38);
void setup()
{
d38serial.begin(115200);
}
void loop()
{
while (d38serial.available() >= 1)
{
d38serial.write(d38serial.read());
}
}
結線はこちら。
Wio LTE Cat.1のGrove-D38とTTL-232R-3V3を繋ぎました。
動作確認結果
動いたー
おしまい。